デジタル時代の実践スキルWeb分析&改善~マーケティングの成功率を高める戦略と戦術~
「デジタル時代の実践スキルWeb分析&改善
~マーケティングの成功率を高める戦略と戦術~」を読みました。
いやー、いい本でした!!
筆者の実際の例からGoogleアナリティクスなどのツールの使い方までが書いてあり、非常にわかりやすいです。
すぐに実践できるところが良いと思いました!
図もあり、読みやすい本ではないかなと!
学んだことを、書いていこうと思います。
戦略を立てる第一歩は、現状を正しく知ること。
そのためには、さまざまなデータや情報を集め、
分けて区別し、重要なものだけを抜き出す必要がある。
この「分けて区別する」ことが分析の本質。
そうしなければ、無駄な情報や間違ったデータが残ることとなり、現状を正しく知ることができない。
つまり、分析なしに戦略は立てられない
データは単なる結果。
眺めているだけでは何も生まれない。
データを活用するには分析し、仮説を立て、改善策を考えることが重要。
そこにはwebはもちろんのこと、
経営・マーケティングや統計の知識など、多様な知識が求められる。
こういったスキルを持った人材がいま、企業に求められている。
さまざまなデータがある場合に、
そこから導き出される課題が一つだけと言うことはあり得ない。
どの課題が最も重要か、
ビジネスに最もインパクトを与えられるのかを見極めるセンスが求められる。
課題を見極められたとしても、それを改善するアイディアが必要。
webで打てる施策は多種多様。
その中から、どの施策が課題に対して最も適切なのかを選ぶセンスも必要。
webのメリットの1つは数値を取得できること。
ビジネスにおいて数値はわかりやすい判断材料のため、
webでもそれをもとに判断を行うことが多い。
しかし、数値だけを盲目的に追いかけると失敗する。
費用対効果を改善することは重要だが、
企業の利益を向上させるために費用対効果を改善することを忘れてはならない。
他の視点で考えてみることも必要。
web分析・改善の目的は資料を作ることではない
業務として分析資料を作ることはある。
しかし、それが目的では決してない。
その資料によって、改善が進み、
事業に成果をもたらすことが目的
KGI、KPI、KSFなどマーケティングに必須の言葉の具体的な実践方法まで記されている。
マーケティング担当者にとっても、それ以外の人、フリーランスの人でも
すごく価値のある中身の詰まった良書だと思いました。
ぜひ読んでみてください(^.^)/~~~
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