体と心に優しい精進料理を鎌倉で!鎌倉彫の美しさに触れるミュージアムカフェ「倶利」
鎌倉は古都として有名なだけでなく、鎌倉彫という独自の工芸文化も持っています。
鎌倉彫とは、木に彫刻を施し、漆で塗り重ねた器や家具のことで、鎌倉時代から続く伝統技術です。
色や形が美しく、手に持つと温かみが感じられる鎌倉彫の器。
そんな鎌倉彫の器で食べる料理は、一段と美味しく感じられるのではないでしょうか?
今回は鎌倉彫の器で体に優しいメニューを食べられる
鎌倉彫カフェ倶利というカフェをご紹介します。
鎌倉彫会館の1階にあるミュージアムカフェ
鎌倉彫カフェ倶利は、鎌倉駅東口から若宮大路を鶴岡八幡宮方面へ歩くこと約5分の場所にあります。
鎌倉彫の歴史と文化を紹介する鎌倉彫会館の1階にあるカフェです。
鎌倉彫の器や家具に触れながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
また、鎌倉彫のある暮らしを提案するショップも併設されていますよ。
体と心に優しいカフェメニュー
鎌倉彫カフェ倶利のランチメニューは、
季節の鎌倉野菜や豆腐、きのこなどを使ったバランスの良いものばかり!
どれも鎌倉彫の器に盛り付けられた美しい一品です。
精進出汁をベースとした「精進・刻<トキ>御膳」
今回は精進料理の定食メニュー「精進・刻<トキ>御膳」をオーダーしました。
こちらの御膳には、鎌倉野菜、高野豆腐を使った料理、ごはん、けんちん汁などが付いています。
けんちん汁は、全国で食べられていますが元々は
北鎌倉にある建長寺で700年以上前から作られている伝統的な精進料理です。
建長寺から各地に派遣された僧侶が、けんちん汁の作り方を広めたと言われています。
お野菜がたくさん入っているのは、精進料理の残り物を無駄にしないために、野菜くずを利用したからだそうです。
体と心に優しい時間を過ごせるカフェ
鎌倉彫カフェ倶利では、ランチだけでなく、喫茶利用も可能。
鎌倉彫の美しさと素材そのものの美味しさを同時に味わうことができ、
心も身体も満たされる素晴らしい体験です。
ぜひ一度足を運んでみてください。