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【カルチャー雑感】2022年11月27日~12月03日の音楽、本、映画、ポッドキャスト

この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。


音楽


ももいろクローバーZ「Majoram Therapie」

ももクロのニューシングル。「アイドルマスターシンデレラガールズ」とのコラボ楽曲で、デレマスのライブにもサプライズ出演したとのこと。アイドルらしい可愛さと煌びやかさを兼ね備えた楽曲となっている。こうしたコラボを実現できるのも、メンバーそれぞれがソロでバラエティ番組に出演できるのも、「アイドルを続けている」からこそだなとつくづく思います。



アリソン・ウッド著/服部理佳訳「わたしが先生の『ロリータ』だったころ 愛に見せかけた支配について」

今年の3月に刊行されたノンフィクション。問題児だった高校生の著者は、赴任してきた英語教師と惹かれ合う。ただ、これは主に男性側が美化しがちな未成年との恋愛に対して、徹頭徹尾警鐘を鳴らす一冊となっている。タイトル通り、これは男性の支配欲の話である。歪んだ関係を素敵に描けるだけの文才が著者にあったことがなおさら悔しい。


映画


すずめの戸締り(2022)

数年前に「言の葉の庭」に共感出来なかった以来の新海誠作品。とりあえず、劇場で観て良かったです。新海誠は、街並み(都会も田舎も)と、一般人を描くのが上手いんだなと思った。あとファンタジー全開の世界観に引き込むだけのパワーがある。元々自分は「後から思い出してしみじみする」作品が「良い映画」だと思っていたが、「観ているうちだけ夢中になれる」作品が「良い映画」かもしれないと揺らいでしまった。


ポッドキャスト


又吉直樹の芸人と出囃子「#6 インディアンス」

私自身が大好きなバンド、POLYSICSの「Let's ダバダバ」を出囃子にしているインディアンス。似合っているけど、何でこの曲なのかは知らなかったので、選んだ経緯を知ることが出来て良かった。POLYSICSのギターボーカル、ハヤシさんとのエピソードも話しています。

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