見出し画像

ICOM IC-705

ICOM社製、HF〜430MHzオールバンド、オールモード対応モービル無線機。バッテリー駆動可能で、最大送信出力10w。マーケットでは品薄で、予約してやっと入手することができました。

久しぶりのアマチュア無線。
諸々、忘れないうちに、纏めておきます。


機器構成

現時点では、変更申請手続きが完了していないので、電波を出すことはできない。
モービルアンテナを接続して、FMラジオとして使用中。


無線機本体。
気分が上がるON AIRサインは、100均のセリエで入手。
アンテナチューナー。
本来であれば送受信する周波数にあわせてアンテナの長さを調整すべきなのだが、この装置をアンテナと無線機の間に接続することで、仮想的なアンテナ長を調整してくれる。


釣り竿アンテナと固定金具
導電性のあるカーボンで作られた釣り竿を、アンテナとして使うというアイディア。
軽くて丈夫で、簡単に伸縮できるのでとても便利。


電源ケーブルと、アンテナケーブル。
黄色のケーブルの先には、大型の目玉クリップが接続されていて、
上掲の釣り竿アンテナにクリップすることで、無線機からの送信出力を給電する。

注文を間違えて、電源ケーブルを2本も購入してしまった。やれやれ。


変更申請

アマチュア無線の場合、購入後すぐに使用できるわけではないのが歯痒いところ。総務省に、わたしの無線局の変更申請をしなければなりません。
ネットで申請できるとはいえ、手続きが済むまで1ヶ月程度は送信することはできません。この間に、無線機の各種設定、アンテナの設置、ケーブル工事等を行なっていきます。


バンドプラン

日本アマチュア無線連盟(JARL)のサイトによりますと、令和5年9月25日施行の法令に基づき、135KHz帯から10.4GHz帯まで20の周波数帯での電波使用がアマチュア無線に開放されていますが、アマチュア無線技士の資格によっては制限があり、私のような第3級アマチュア無線技士では8MHz以下、もしくは18MHz以上しか使えないので、10MHz帯および14MHz帯の利用は禁止です。

これまでは、144MHz帯(VHF)と430MHz帯(UHF)しか使ったことがなかったので特に支障はなかったのですが、今回入手した無線機はオールバンド、つまり全ての周波数対応なので、誤って禁止された周波数の電波を発射しないように注意する必要があります。

10MHz帯および14MHz帯は、電波の飛びが良くて、海外との通信のメインストリームらしいので、とても興味があります。受信するのには制限がありませんので、しばらくはウォッチして様子を見てみようと思っています。どうしてもこのバンドに出てみたくなったら、、、第2級試験合格を検討しましょう。


QSLカード

無線交信が成立した時に交換する、交信証明書です。
以前にデザインしたデータファイルが見つからないので、新たに作成しました。準備万端です!

オペレーター名はニックネームでも良いそうなので、
Akio van der Meer(略称:Akio)とします。


電波法抄録

以前は、無線局に常備する義務があった「電波法抄録」ですが、平成21年7月から不要となりました。
インターネットで最新法令を簡単に確認できる時代ですので、それもそうなるかなと思いましたが、一方ではアマチュア無線関連だけをまとめた「電波法抄録」は継続して販売されているのを見つけました。
上級試験を目指すことになれば、購入することになるでしょう。


今回はここまで。
ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

Akio van der Meer
これまでの収益は全て、それを必要としておられる方々へ、支援機関を通して寄付させていただきました。この活動は今後も継続したいと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。

この記事が参加している募集