Nature Remo nano (Entry)
Echo Dotとセットで入手した、赤外線スマートリモコンの Nature Remo nano (Entry)。なかなか面白い商品です。
これで、シーリングファンとシーリングライト、そしてエアコンが音声でコントロールできるようになりました。
Echo DotはEcho Showと違って、モーションセンサーや温度センサーも内蔵されているため、これらを自動コントロールすることもできるようになります。
めでたし、めでたし!?
アプリのインストール
アプリのインストールは極めて簡単でした。
まずは、iPhoneかiPadで梱包ケースに印刷されているQRコードを読み込んで、メーカーのスタートアップガイドをアクセスします。
ずっと下にスクロールしたところに、アプリをダウンロードする場所の指示があります。
ハードウェアの設定
インストールしたアプリで、入手したNature Remoのモデルを選択し、Wifiの設定、Matterの連携(機器の裏面に記載されたQRコードをカメラで読み込むか、matterの11桁の数字を入力、、、要するに設定するNature Remo nanoを識別する作業)をすると、終わりです。
機器の登録
それでは機器を登録していきましょう。
富士通エアコンの追加
メジャーな機器については、メーカー名やリモコンの種類を自動判別するようです。私の場合、富士通エアコンのリモコンは自動判別されました。
シーリングファンの追加
シーリングファンのリモコンは自動識別されなかったので、機能させたいボタンごとに赤外線を読み込んで登録します。
Alexaとの連携
機器を登録したら、iPhoneやiPadで機器をコントロールできますが、それだけではAlexaではコントロールできません。
まずは、Nature Remo nano側で、シーンの登録が必要になります。
私が設定したシーンの一覧
ベッドルーム (シーリングファンの電灯をオン・オフ)
シーリングファンをつけて (シーリングファンを回す)
シーリングファンを止めて (シーリングファンを止める)
暖房を入れて (エアコンの暖房を入れる)
冷房を入れて (エアコンの冷房を入れる)
エアコンを止めて (エアコンを止める)
アレクサアプリの設定
ここまできたら、あと少しです。
アレクサアプリで、デバイスの追加をすると、デバイスの一覧に「サーモスタット」と「〇〇プラグ」が追加されました。
「サーモスタット」は、「エアコン」に、「〇〇プラグ」は「シーリングファン」に改名します。
必要に応じて、定型アクションを設定するのも良いかもしれません。
例えば、Echo dotではモーションセンサーと温度センサーが組み込まれていますので、モーションに応じて点灯させたり、温度によってエアコンの運転を制御することができます。
私は、寝室のベッドの上で機器のリモコンを探すのが嫌なので、音声でコントロールするようにしています。
設置
本体は、4cm x 4cmほどの目立たないサイズ。
ハンガーネットに透明テープで貼り付けましたが、景色に溶け込んで目立ちません。
USB-Cプラグ付きの電源ケーブルおよび電源ユニットは付属していませんので、手持ちのジャンク品から流用しました。
感想
私のモットーである、「”ものぐさ”をするための努力は惜しまない」がまた一つ実現しました。
寒い朝、布団から手を伸ばすことなく「アレクサ、暖房を入れて」と囁くとエアコンから暖かい風が出てきます。
(温度センサーと連携させていないのは、不在時に勝手に起動しないようにするためです。)
メガネを探さなくても、「アレクサ、今何時?」と囁くと、日時を教えてくれます。
こんなことばかりしていると、ますます人間がダメになっていきそうだと心配する向きもあるかもしれませんが、私的には、より楽をするために、
「どのようなフレーズを設定すれば、アレクサ様が誤解しないか?」
「より直感的に出てくるフレーズでアレクサ様に指示できないか?」
というようなことを考え続けるのはとても楽しい。
正直言って、毎回のように行方不明となるリモコンで機器を操作するのと比べて、どれだけ投資効果があるのか甚だ疑問ではありますが、まぁ、道楽ということで、、、。
ここまで読んでいただき、有難うございました。