Keychron K2の運用状況と、K1 Proとの比較
keychron のキーボード、愛用しています。
Keychron K2運用上のマイナー変更点についての備忘記録です。
この記事は、私がオランダに駐在していた2023年年初に作成したものをベースに、アップデートしました。
また、折角なので日本帰国後に入手したKeychron K1 Proとの比較を追記しました。
ご参考まで。
K2のキーのクリック音がうるさい件
YouTubeのキーボード関連動画でもしきりに、K2(茶軸)のキークリック音について言及しておられますね。
自分的にはあまり気にしていなかったのですが、キーを叩くたびに視線を感じるようになると、確かにうるさいことがわかります。
Enterキーとかスペースキーなどのように、幅の広いキーだと特に、キーが上下する際に軸がブレるのか、カラカラとした音が大きくなるようです。
そこで、日本に一時帰国した際に入手した静音化リングを試してみました。
(日本で買うのが460円と最安値だったけど、今見たら大幅に値上げしてるみたい。)
打鍵音の周波数が低音化して、かなり静かになったようです。
キーによってはリングを2個重ねることで効果が認められるようになりました。この辺はトライアンドエラーで。
キークリック音だけでなく、打鍵感も変わります。
しっかりキーを押し込む様になる感じかな
私は、結構気に入ってます。
キー配置について(変更点)
Grave accentキー
前回の記事で、このキーは邪魔なので撤去すると書いてました。
Windows環境で日本語を入力しようとして、このキーがないと入力モード変更が面倒なことに気づきました。Option + Spaceで言語モードの切り替え、Alt + Grave accentキーで英字/アルファベットの切り替えになります。
このキーの組み合わせ、なんだかな〜。
仕方がないので、このキーを復活させました。
その他
前回の記事では、邪魔なキーを本体から撤去していましたが、そこから埃が入り込んで、電気接点に悪影響を与えるかもしれないことに気付きました。
その為、キー本体は元どおりに挿し直すかわりに、キートップを外すことにしました。
このK2キーボード、持ち運びが面倒。
MacBook Pro本体よりも随分と分厚いし重い。
パームレストがないと使いづらいので、パームレストも同伴させないといけない。薄型モデル(ロープロファイル)を試したくなってしまいました。
Keychron K2 vs K1 Pro(2023年5月追記)
その後、薄型モデル(ロープロファイル)のK1 Pro(赤軸)を購入しました。使用感を比較してみます。
キーレイアウトについて
K2のキーレイアウトは、EnterキーやBackspaceキーのすぐ右隣にdel、Pgup、Pgdn、home、endの各キーが縦に並びます。また、Enterキーのすぐ下の辺りにカーソル移動キーが並びます。慣れの問題ではありますが、なんとも混み入った感じ。なかなか慣れることができません。
一方のK1 Proは標準的なキーレイアウトで、すぐに使いこなすことができます。K1 Proと同じレイアウトなら標準プロファイルモデルだとK8でしょう。K2を選んだ時は机上面積のコンパクトさを買ったのですが、キーレイアウトの使いやすさを考慮したら、K8の方が私には合っていたのかも知れません。
JISレイアウトか、USレイアウトか?
真っ先に心配になるのは、日本語入力に支障があるのかどうかということでしたが、ローマ字入力する限り特に問題ありません。
私的には、KeychronのWeb siteで購入する方が、最新モデル(USレイアウト)が日本で買うよりも安く入手できるというのが一番の決め手だったかも。
あとは慣れでしょうが、USレイアウトの方が記号の並びがスッキリ整理されていて好きです。
標準プロファイルか、ロープロファイルか?
キーボードを長時間打ち続けることに関して言えば、私的には標準プロファイルの方が打ちやすいかなぁ。茶軸(K2)、赤軸(K1 Pro)の影響もあるのかも知れませんが、私的に標準プロファイルの方が正確に打鍵できるようです。
一方で、K2を使う限りはパームレストも必要となるため、机上占有面積が広いので机が狭くなります。資料を広げながら作業するときはK1 Proの方が便利です。
ノーマルモデルか、Proモデルか?
ノーマルモデルには、キーのレイアウトを変更する機能がありません。接続先のOSの設定で、修飾キーのコンビネーションを変えられるのが関の山です。
一方のProモデルは、キーのレイアウトをカスタマイズする機能が組み込まれていて、結構便利です。Mac OS側でファンクションキーの機能をコントロールできずにVIAソフトで設定し直さないといけないのが面倒でしたが、マクロ機能を活用して様々な機能を好みのキーにアサインできるのが面白い。
バックライト必要?
K1 Proにはあって、K2(non backlight model)にはないものです。
キーを打っている時にキーボードを見ることはないし、キーキャップ自体も透過性ではないので暗闇でタイプする時にも役に立ちません。
むしろバッテリーを無駄に消費しています。
バックライトは不要かな。
Hot swappable必要?
キースイッチが半田付けされておらず、容易にキースイッチを他のものに変更できる機能がHot swappable。私はK1 ProもK2も、この機能付きのものを選びました。キースイッチがへたるまで使うことはないかもしれませんが、キータッチを他の感触のものに変えられる余地は残しておきたいし、接点不良が万が一発生してもそのスイッチだけ交換できるのは嬉しい、、、と考えました。
テンキー必要?
私的に普段使いではまず不要なテンキーですが、経費データや解析データを入力するときなどはあればあるとなにかと便利。でも、テンキー付きのキーボードは横に長すぎ。確実にマウスと干渉します。
私は、別途保有していたテンキーユニットを使っています。
必要な時だけ出動させるつもりです。
2つのキーボードの使い分け
いろいろ使ってみて、最近では以下の使い分けに落ち着いてきました。
私用のMacには、K2キーボード。
在宅勤務のWindowsには、K1 Proキーボード。
文章を推敲したり、プログラミングすることが多いMacでは、タイプしていて気持ちがいいK2が向いてると思う。
資料を見ながらエクセルでデータ分析したり、解析結果をまとめたりといった用途が多いWindowsでは、机上占有面積が控えめなK1 Proかなぁ。
ここまで読んでいただいて、有難うございました。
今日も良い1日を!