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ホテルサービス その465 - パラス級 -

ミシュランは三ツ星⭐️⭐️⭐️
パラス級は五つ星⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

フランス独自の五つ星ホテルを超えるPalace(パラス)認定されたら最上級ホテルである。

1次審査
1.ホテル建物が歴史的建造物である
2.ホテル内レストランがミシュラン星付き
3.客室1室あたり2.75人以上の従業員がいる

2次審査
1.ホテルの立地
2.美しさ

一度獲得しても審査が定期的に行われるため常に高いクオリティ保つことが必要である。

日本ではホテル客室数とスタッフ人数の理想は一対一と言われています。

例)100室に対し100人のスタッフ!

この法則に対し!
フランスの格付けパラス級ホテルでは🏰

100室に対し275人のスタッフ(*EPC)が5スターの条件であるとされています。⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

*EPC = Employés par chambre
 (客室1室あたりの従業員数)

なので!
275人 ÷ 100室 = 2.75人

なかなか難しい人員数でありますよね。
日本国内でこの公式に当てはめて計算する!

大半のホテル2.75は未達でした。
客室数と人員数が同か少ないホテルは大半。

ヨーロッパのバトラー制度やチップ制度を加味しても日本のホテルはサービスマンが不足しているにも関わらずもてなしは最高級。

スリム化効率化も進んだ現代では昔の公式に従うよりむしろ2.0でも良いと思います。

それでも指数2.0を超えたホテルは都内に数軒程度しかありませんでした。

もちろん都内以外では2.0は疎か1.0を切るホテルばかりが続出しています。

人手が無くなれば終わりのホテル業界。
本当に良いホテルには人も集まると言う事は数字で明確に現れていますね。

あなたの利用ホテル指数はいくつですか?

*ちなみに…
パリのリッツと世界中のリッツカールトンは全くの別物でパリのリッツには到底敵いません。

明日は初対面について…
書いて参ります✍️

HOTEL DIRECTOR

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