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ホテルサービス その711 - 権限委譲 -

いつもご愛読ありがとうございます。
ホテルは人が大事な世間の縮図と思う私。

今回は都内ホテル読者の方よりお題を頂いた「権限委譲」について書いて参ります✍️
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日本社会の大多数企業の上司と呼ばれる方々は「権限委譲」に怯えています😱

その根底にあるのは「自分の座を開け渡したくない」と言った本当に小さな言い訳。

『権限委譲』
権利や権限などを他の人や機関に譲って任せることを意味し立場が上の人から下の人へ「任せる」という意味が強く最終責任の所在は上司にあります。

同音発音『権限移譲』
権限や権利や財産などを他の人に譲り移すことを意味し上下関係の意味合いは含まれず同僚を含む対等な立場の人へ仕事を渡すときに使う。

日本人特有「ここでしか生きていけない人」
どこの企業でもある老害に上司害。

この上司だと部下は飼い殺し状態。
成長なんてする事はありません!

その代表的な姿は政治の世界を見れば分かりますので!せめてホテルマンとしては権限委譲を定着させるべきではないかと思う。

このメリットは!
1.自己裁量で部下が仕事を進められる
2.一段階上の視座を部下が身に付けられる
3.将来の幹部マネージャー候補を育成できる
4.組織力を強化できる
5.上司がコア業務に専念できる

権限委譲を行えば会社の存続と発展は容易に可能となるのです。

と言ってもこれを実現するHOWTOは?
それは実に簡単な言葉の魔力🪄

上司は委譲の勇気スイッチボタン押すだけ。
部下は上司のスイッチを入れてあげるだけ。

委譲から移譲へは意味が異なるものの!!

組織弱体化は権限委譲(任せる)これができていないから起こる。

自分の島を守りたい気持ち強い人は部下より見下されている事実に気付いて!

権限委譲を行えば全て還元され職域問わずみんなが幸せになる良い循環。

ある程度歳を重ねた方の権限委譲を行う社会システムへ移ってて欲しいものですよね!

似た様な出来事では「ペイフォワード」

要は『良い行いは巡り巡って我が身に戻る』古式日本の真なる教え。

権限委譲をする事はペイフォワードたる流れであなたを一段階上に上げる魔法の法則。

そういう古風な良き伝統を脈々と継承する日本人でありたいものです。

明日はカスハラ対応について...
書いて参ります✍️

HOTEL DIRECTOR

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