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アラ還の私が、#未来のためにできること~それは「コネクション」としてnoteを書くこと

先日、夏休み中の「孫姉妹」が、うちに泊まった。

彼女たちの朝のルーティーンの「テレビ番組」があって、それを観てからでないと、「朝ご飯」にならない。

「この次は、ばぁば(私)が、観たいテレビあるから~」と言って、孫姉妹から、チャンネンル権を、取り返し、朝ドラ「寅に翼」を観ていた。

ストリーは、東京に戻った「主人公・寅子」が、戦後「原爆被害者」が起こした「裁判」に関わることになる。

ドラマの中に映された、原爆投下の「きのこ雲」の映像を見ながら、

「6年生になったら、学校で、広島に行くよ~」とお姉ちゃんが言った。

孫姉妹が通っている小学校では、6年生になると広島へ「原爆資料館」の見学に行く事になっている。

ドラマ中のセリフに「ケロイド」という言葉があって、

お姉ちゃんが、「ケロイドって、なに?」と、私に聞いてきた。

そんな会話の流れから、

「おおじぃも、おおばぁも、戦争の時、空襲で家を焼かれているんだよ」
と話すと、

「え~~、うそ~!!」

そんなことあるの~!信じられない‥というような反応をした。

私は、以前、母の「戦争体験」について書いた「作文」の記事をnoteに書いた。

この記事の「サムネイル」を見せて、飛行機からこんなふうに「爆弾」が落ちてくる、その下を、「おおじぃ」も、「おおばぁ」も、逃げたんだよ~と私は、孫姉妹に話した。

「おおばぁ」が、書いた「作文」が読めるから「読んでごらん~」と言って、iPadを渡すと、小学校4年生のお姉ちゃんが、「私の記事」を読みだした。


読みだして、しばらくすると

「おおばぁは、アンネ・フランクと同じ歳なの~!?」とビックリしながら言ったので、

「そうなの~、アンネも生きていたら、おおばぁみたいな、おばあちゃんだね」と私が言った。

「アンネたちは、隠れていたんだけれど、最後、見つかっちゃうんだよね…」

なんとなくだけど、内容も、悲しい結末も、孫姉妹は、分かっている。


私は、孫姉妹が、二人とも、「アンネ・フランク」の名前を知っていて、少し「ホッ」とした。

あまりにも有名な「アンネの日記」と、私は思っているけれど、知らない若い人もいる。


私は、そこからさらに、1945年3月の「東京大空襲」の時、おおじぃ(私の父)が、スカイツリーの側にある川(墨田川)に飛び込んで助かった話や、空襲の後、「お茶の水駅」の側にある「聖橋」で、お腹が空いて、動けなくなった時、通りすがりの人が「おにぎり」をくれて、生き延びた話をした。

「え~、じゃあ、もし、その時、おおじぃが死んじゃってたら、私も生まれてないってこと~!!」

と10歳のお姉ちゃんが、ビックリしたよに言った。

ホント!その通り~!

日本の過去の「戦争」を「経験した人」が、この日本に生きているって、凄いことだ。


母の「むかし話」を聞いていると、そこに出てくる「固有名詞」や「言葉」が、わからなくて、ネットで調べる。

それと似て、「孫」が、何を言ってるのか、よくわからない時がある。

孫が、当然のように発する「言葉」が、分からなくて、説明してもらって、やっと理解する時がある。


それでも、「私の世代」は「スマホ」も「パソコン」も使うし、SNSも使う。
このnoteにも、私と同じ「アラ還世代」が、沢山いらっしゃる。

自分の「孫世代」と「親世代」の丁度「中間」ぐらいに、きっと私はいるのだと思う。
どちらかというと、「親世代」に傾いている感じで・・・

そんな私が、自身の「ファミリーヒストリー」としての「記録」という事に留まらず、未来のためにできることとして、日本の過去を、単なる「年表上の出来事」ではなく、少しでも「実感」をもって、伝えられたらと、最近、思っている。

「戦争」は、経験していないけれど、「戦争」を「経験した人達」が、その後、どんな事を思いながら、どんな人生を送ってきたのか、また、どんな人たちなのか、肌で感じて知っている。


「紙」に書いた「文章」よりも、「タブレット」で見れる「文章」の方が、馴染む世代の人達が、読んでくれることを願いながら、父母から聞いた「話」をnoteに書く。
それによって「若い世代」と「日本の過去」を繋ぐ「コネクション」に、自分がなれるのでは~と思っている。

後々の「時代」を生きる人が、
「私の文章」を読んでくれるかもしれない~
今回、孫娘が、「私の文章」でを読んでくれたように。

こんなことを願いつつ、自分が、この「世界」からいなくなった後も、「noteのアカウント」は、残してほしいというのが、私の「遺言」の一つだ。

この先も、出来る限り、note に書き留めていこうと思う。


#未来のためにできること

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