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生きていくためのコンパスたち

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「人生とは」「生きるとは」 分からないことだらけの命題に少々の光を。
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2021年11月の記事一覧

「弱み」は「強み」にはならない。

昨夜、テレビで林修さんの初耳学を見ていて、脳天を打たれたようになりました。 昨日は、最強のマーケター、森岡毅さんという方との対談でした。 私の心に刺さった言葉を勝手にご紹介します。 弱みが強みになることはない私にとって、この言葉はけっこう刺さりました。 と、同時に、やっぱりな、と思いました。そして、こんな内容もありました。 「定数を動かそうとしても仕方ないから、変数部分をどれだけ変えられるか」 あー、すごい納得、。 どうにもならないことを変えようとするのではなく

風雨と陽光を自らの肌で存分に浴びてこその生涯

昨日両親から送られてきた朝日新聞の切り抜き。 この言葉、とても含蓄があるなと思います。 失敗の無い人生は、何も挑戦しなかった事と同義。 「あらゆることを 自分の勘定に入れずに よく見聞きし分かり そして忘れず。」とは「雨ニモマケズ」の一節ですが、まさにそんな感じで、多様な経験をして自分のものにしてこその人生かなと思うのです。 私には先日も記事にした、挫折を知らない友人がいて、それはそれでいいんだろうけども、トータルで見た時にどうなの?という考察をしたこともあります。

「あ、今つまんない人生送ってるな」みたいな感覚

ふと、そういう感覚になる時がある。 何がつまらなくさせているのかはあまり心当たりがないけれど、自分の中の「おもしろい人生」と比較した時に、そう感じるのだと思う。 自分自身の人生の過去・現在との比較ならまだしも、たいていは他人の人生との比較になってしまっている。 他人の人生と言っても、特定の一人というわけではなく、漠然とした「〇〇している/できる人生」といったイメージに過ぎない。 この1年間そう思う機会が、どういうわけか増えた。 周りの環境の変化が大きな要因だろうけど

#70 実は『心が弱い』と思っている人は、"めっちゃ強い"とぼくは思う。

2021年11月24日(水) こんばんは。 BRUNOのヒーターが可愛くて、 愛用しすぎて汗かきまくっている、よしです。 「脱うつ」のために 『毎日note』を習慣にしています。 『音声note』と『つぶやきnote』も発信中です。 自分も読んでくれた人にも 少しでも共感と心が少し軽くなったり してくれると嬉しいなと想い今日も綴ります。 今日は身体のことというよりかは 書きたいことを書いていくスタイル。 体のことは昨日のある事件でちょっとしんどい。 とりあえず書くぞ!

【読書感想文】 広告コピーは現代の「和歌」だと思う『毎日読みたい365日の広告コピー』

「広告コピー」と聞くと、皆様はどのような印象を持たれるでしょうか? 商業主義? 大げさ? 消費者を騙す? うさんくさい? 炎上? そんなネガティブ印象を思い浮かべた方。 そんな方にこそ、ぜひ読んで欲しい一冊があります。 この本は、珠玉の広告コピーを集めた一冊。 と「はじめに」にあるように、1日1コピー、365日分紹介されています。 パラパラと1ページずつ見ていくも良し。 今月のコピーを見てみるも良し。 自分や誰かの誕生日を見てみるも良し。 月毎に紙の色が違い見た目

心理学用語#36 期待と希望のピグマリオン効果

ピグマリオン効果は、アメリカの教育心理学者ローゼンタールが発表した心理学の用語です。 ローゼンタールの行った実験で、教師が期待をかけた生徒とそうではない生徒の成績には、明らかな違いが見られました。 教師が期待をかけた生徒の方が、学力的な成長が大きいという傾向が表れたのです。 この実験結果から「他者から期待されることによって成長が高まる」という結論が導かれ、この効果をピグマリオン効果あるいはローゼンタール効果と呼ぶようになりました。 ピグマリオンとは、ギリシャ神話に登場

現実は厳しい

昨日、上期(4~9月)の評価が上から降りてきました。 復職して以降の働きぶりを評価される時です。 結論から言うと「A+」、「中の上」といった感じの評価でした。 これに関しては、上出来だとは思うんですが、まあなんというか、少々不満もあります。 復職して、新たな部署に馴染み、業務を覚え、資格を取った。 自分の主観ではかなり頑張ったと思っています。 それこそ「上の下」くらいは頑張ったよな、と。 でも、社会人は相対評価。 本人が頑張ったと思っても、では会社にどれだけ貢献したの?と

「元気?」って聞かれた時、一瞬つまる

だいたい「何とかやってます」とか「ボチボチですね」という返事になります。腹の底から「元気です!」とは言えない。そんな日々です。 いや、元気なんですよ、心身ともに。自覚としては。 ただ、対人関係など外に向かって、無条件に「元気です!」と言ってしまえるほどそうじゃないというか。 これはたぶん、 ・元気と言い切れる自信がない ・保身 が主な要因だと思います。 元気と言い切れる自信がないというのは、ある種当たり前で、だってまだ薬を飲んでいるのですもの。 服薬も通院もせずによくな

全部、意味があるのです その時は悲しくても、 苦しんでいても、やりきれなくても 自分を卑下しても、自信を失っても そんな心に負けないで生きぬいていけば 必ずあとから 『ああ、あの時のあの経験は 実はこんな意味があったんだ』 とわかる日が必ずきっと来る

みんなで支えるから

私の妹は適応障害で休職中です。 原因は人間関係と、合わない仕事。 仕事以外のことは元気に話しますが、仕事のこととなると急激に落ち込み、うつ状態になってしまいます。 私も似たような状態だったのですが、妹は私より気分の波が激しい様子。 家族からは仕事の話をしないのですが、「傷病手当金申請書」や「診断書」の提出に関しては話さざるを得ない。 実は、当初の診断が3か月の休職ということで、その期限が迫っているのです... これ、苦しいところですが本人が動かないと上から降ってくるものでは

心理学用語#35 優越の錯覚と抑うつリアリズム

多くの人が、自分は平均より優れていると思う傾向があります。例えば、知能や技能、望ましい性格などについて、平均的な人と比べてもらうと、多くの人が自分は平均より上だと錯覚することが心理学研究で示されています。 このような優越の錯覚を持つことによって、人は未来の可能性を信じて目標に向かうことができると考えられています。 一方、抑うつ状態では、自分について現実的なとらえ方をすることが知られています。 気分が沈みがちな状態においては現実的に自分自身をとらえてしまう特徴があり、抑う

人から何を学び取れるか

今日、父が還暦を迎えました。 おめでとう。 いつもお疲れさまやで。 還暦ということは、私の2.4倍生きているということで、 単純な計算だけれども偉大なことだと思います。 また、その年まで社会人として休むことも大病をすることもなく働き続けていることについては、20代ですでに半年の休職をした私から見ればとてつもないことのように思います。 長い間、おつかれさま。 そして、ありがとう。 長生きするということは、色々な経験をしてきたということ。人生の先輩という言葉もありますが、例え

毎日noteを書き始めて半年

早いもので、毎日noteを書き始めて半年が経ちました。 初日の記事はこの2本。 このころの気持ちは、退職に100%偏っていました。 というのも、復職したはいいが戻った部署は心を病んだその部署であり、以前と何も変わらないことに絶望し、苦悩していたから。 「もう環境を変えるしかない」と決意し、その表明としてnoteという外部からも読まれる公の場にて宣言した、ということになります。 そして本音は、「誰か、話を聞いてくれ」ということだったと思います。 その後いろいろあって、自分な

【エッセイ】だめなら逃げてみる。頑張りすぎるひとへ、小池一夫さんからのメッセージ。

〇はじめに名言集が好きだ。 色々な人の考え方を学んで、自分の生き方に生かすことが出来る。 24年の経験では太刀打ちできない困難を乗り越える手助けをしてくれる。 これまで色々な著名人の名言集を読んできたが、小池一夫さんの名言集には特に救われてきた。 小池さんは日本を代表する漫画原作者である。 ただ、私のイメージは失礼ながら「Twitterで染みる言葉をたくさんツイートしてくれるおじさん」であった。笑 小池さんのTwitterを知ったのは偶々タイムラインに流れてきたからだが、そ