干し芋マニアによるおすすめ干し芋と、干し芋講座 〜箱買いのすすめ〜
ご無沙汰しています、ジシバリのおおすかです!
今日から5月ですね。あっというま。今日は少し時期外れですが、干し芋のお話です。
干し芋マニアのおおすかから、詳しく干し芋の話を聞きたい
というリクエストがあったので、お答えしていきます💪
干し芋マニアスペック
名前
おおすか
マニアになった経緯
『干し芋生産日本一の干し芋大国』茨城県に親戚が多くおり、物心ついたときから冬にはキロ単位の干し芋があるのが当たり前の生活を送る。
幼少期からの英才教育により、干し芋に対して舌が肥える。
大人になり実家を離れ、干し芋のない生活を送る中、コンビニの干し芋と出会う。コンビニの干し芋を食べて味の無さと食感の固さ、圧倒的なまずさに驚愕する。
のちにスーパーでそれなりの干し芋を見つけたが、5切れで500円とその値段の高さに驚愕する。
以来、自分で買うときは茨城県からキロ単位で取り寄せるようになる。干し芋にさまざまな種類があることを知る。
コンビニ干し芋を食べた時に感じた、「一般の人ってもしかして、この干し芋の味しか知らんの…?」という思いから、おいしい干し芋とはなんたるものかをことあるごとに広める人になる。
経歴風に紹介してみました。
好きな干し芋のタイプは、オーソドックスな昔ながらの干し芋。
いずみとたまゆたか、平干し派です🍠
よろしくお願いします。
干し芋の種類は?
よくわからない自己紹介はおいといて、干し芋について紹介していきましょう。
まずは販売されている種類から。
大きく分けると平干しタイプと丸干しタイプの2種類です。
そして私がよく購入する「せっこう」。
・平干し
写真引用元:観光いばらきさん
干し芋といえばこれ!ですね。ふかしたサツマイモの皮を剥いてスライスして作られる干し芋です。
食べやすくて、冷凍もできるので長期保存に向いています。お値段も手頃。
・丸干し
写真引用元:観光いばらきさん
これは『干し芋生産日本一の干し芋大国』、茨城ならではのタイプ。ふかしたサツマイモを丸ごと干したものです。乾燥に時間と手間がかかるので、希少で高級品です。
平干しよりも水分が多く、とびきりの甘さと独特のねっとり感を味わえます。安納芋の焼き芋が好きな方はきっと、こちらのほうが好みだと思われます。
・せっこう
せっこうは、平干しで作った際にでる、干し芋のはしっこの部分を集めて販売しているものです。
はしっこなので小さく、見た目はいまいちですが安価で買えます!はしっこのほうが糖化が進みやすいので、平干しよりも甘いのが特徴。
贈答品には向きませんが、自宅用ならせっこうが最強と個人的には思っています。小さくて食べやすいところがお気に入りです。
干し芋を扱うお店ならではのものです。
安価で美味しいため、とても人気です。手に入れられたらラッキー。
・その他
お店によっては、食べやすいスティックタイプのものも販売しているようです。スティックタイプは手が汚れにくいのでいいですね。
干し芋に使われるサツマイモの品種:おすすめ3つ。
干し芋は干し方の種類だけでなく、自分で好みの味の品種を選んで購入することもできます。
今回は数多ある干し芋の品種の中から、今回は厳選して3種類ご紹介します。
①玉豊(たまゆたか)
干し芋と言えばこれ。
昔ながらのオーソドックスな品種です。どこか懐かしいような優しい甘さで、飽きがこないのが特徴。
適度な固さとしっとり感。ときどき固すぎるものもあるけれど、それすら愛おしい。
お値段も安価で、まずは試してほしい干し芋です。
②紅はるか(べにはるか)
近年のトレンド。紅はるかを食べて干し芋ファンになる方も多いです。柔らかさと濃い甘みが特徴。玉豊よりしっとりとした印象。
個人的な感想は、おいしい焼き芋のような味。玉豊よりも洋風なイメージです。
平干しよりも丸干しで贅沢に味わいたい品種です。
丸干しをちょっと炙って…バニラアイスを添えて食べると、最高のスイーツになるんですよ…😎
しかも、おいもだからヘルシー。最強か??
バターを使って炒めても最高です。お試しあれ。
③泉(いずみ)
個人的には干し芋の王様。独特な味わい深い甘みとねっとり感、柔らかさ。それでいて飽きのこない品種です。「キャラメルのよう」と形容する方も。
干し芋専用に作られた品種にもかかわらず生産量が少ないため、とても希少な品種です。なかなか販売しているのを見かけないので、写真はなし。
干し芋を好きになったらぜひ食べてみたい品種です。
2021.2.16 追記
数年ぶりにせっこうを手に入れました!カラメルのような複雑な甘みでした。紅茶と合わせるとスイーツとして無限に食べられます🍠
その他にも様々な品種があり、味が違ってくるので、干し芋に魅力を感じたらぜひ食べ比べてみてください!
おいしい干し芋の見分け方
・透明感がある。
・ツヤがある。
・向こうが透けそうな感じのものは最高
・白い粉をふいている(糖が結晶化したものだそうです)
こんな特徴の干し芋はだいたい甘くて美味しいです😉
固い干し芋を美味しく食べる方法
干し芋は農産物なので、どうしても固いものや甘みの少ないものに当たることがあります。
温めるとやわらかくなり、甘味も増します。
20秒ほどレンジでチンしたり、炙るのがおすすめです。(チンしすぎると水分が飛んで美味しくなくなってしまうので、気をつけてくださいね)
個人的にはほんのり焼き色がつくくらい炙ると、香りが増してさらにおいしく食べることができます!
冬場はストーブの上で温めると、プラスアルファで「日本の冬、最高…」とノスタルジーに浸ることができます。ストーブをお持ちの方はぜひこちらで。
干し芋の保存方法
干し芋は水分が飛ぶと固くなって風味が落ちてしまいます。すぐ食べない分はジップロックなどで密閉して、冷蔵庫保存がおすすめです。
長期の冷蔵庫保存はカビる場合もあるので、長期保存する場合は冷凍で保存しましょう!
価格帯と、干し芋が手に入る場所
私はだいたい「干し芋の丸平」さんで購入をすることが多いです。
干し芋農家さんがたくさん集まっているので、好みの干し芋を見つけることができます。
価格はだいたい、2キログラムで3500円〜のところが多いです。500グラムなどの少量で販売する農家さんも。
5切れ500円を見てしまったら格安。干し芋をたくさん食べたい人はぜひ箱買いをおすすめします。キロ単位の箱買い、意外とすぐなくなりますよ。
また、茨城県近隣に住んでいらっしゃる方は、JAや道の駅、農家さんに直接買いに行くのがおすすめです。おまけしてもらえるかも。
最後に
干し芋はヘルシーで、罪悪感なく食べられる甘いものです🤤腹持ちもよく、ボディビルダーの推しのおやつとしても有名だそうです。
干し芋はおいしい食べ物ですよ!
茨城の干し芋は安価で質がいいので、ぜひ食べてみてください😆
それではまた!
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