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クジャクのダンス、誰が見た? #6
第6話
阿南検事回、と言っていいのかな。
春生の手紙の件で揺さぶりをかけても全く動じず父を信じると断言する心麦を見て、自分の親との関係性を回顧。
自分はいわゆる‘‘愛人の子’’で母親は娘より不倫相手のことばかり気にしていた。母親のようになりたくない一心でがむしゃらに働くが、それを可愛げがないと言う母親。そしてそう言いながらも依存はしてくる。何ともすごい呪いがかけられているなあ……
阿南検事だけじゃなく、このドラマには親子関係が屈折している人物が多いよね。松風先生や遠藤友哉もそう。
だから一層、心麦の「父を信じます」が際立つし眩しく見える。出生の真相はどうであれ、愛情をしっかり受けて育ってきた人は強いし、こればっかりは後天的に身につけられるものでもないのよね。
阿南検事が自分の父親とリュックおじ、どちらも「あの人」と表現しているのが気になりました。
リュックおじ=父親??
息子さんが司法試験を受けていて云々と母親が言ってたから、おそらく父親も法曹界の人間と考えられる。阿南検事の父親世代となるともう定年しててもおかしくない年頃だよなー……と考えると、一人当てはまる人がいるんだよ。
鳴川先生。春生が裁判を傍聴していた弁護士。
弁護士になったのは検事を退官してからで、息子も弁護士、というのも当てはまる。
鳴川先生、心麦たちの味方として現れたけど何か胡散臭い。
コッテコテの関西弁でリュックおじと話し方は違うけど、敢えてのキャラ作りという線も…?
婿養子になって苗字が変わったと言ってたけど、実は元の名前で東賀山事件の担当検事だったとか、ないかな。どうかな。
心麦サイドから攻めるのが難しいと判断して、赤沢刑事に遠藤友哉の自白を取らせ再逮捕に持っていく方向に切り替えた阿南検事とリュックおじ。
赤沢さんめっっちゃ久世さんの影に怯えてますね。自分の行き過ぎた取調べのことを知っている元上司、いつも見てるぞという言葉、そしてあの記事。そりゃ震えますかね。
阿南検事の「ちゃんと働いてますか?」っていう煽りがもうね…すごいよね…ちょっと笑っちゃった。まあここの警察今の所ダメダメだからね。頑張れー。
ていうか神井!やっぱり嗅ぎつけてきたやん!久世さんのこと!早!
あいつまじすごいわ。やり方はアレだけど記者としての能力は爆高。情報ソースどうなってんだ。。
その他今週わかったこと
・津寺井幸太に引き取られた林川歌は現在シンガポールの大学に留学中。だが、どうにも津寺井の反応が怪しいというか歯切れが悪い。歌の写真も何だか不自然?
・赤沢刑事の後輩秋貞君、やたら意味深な顔をしているシーンが多々。何かあるかもしれないし、ないかもしれない。
・波佐見先生、タートルメガネ先生のタートルは亀ちゃう、タートルネックや。