罪は償う、だができるだけ

僕は生まれながらとは申しませんが、日々罪を犯しながら細々と生きております。知らぬ間に、また知りながら罪を重ねてしまう。僕はできるだけ罪を犯さぬよう、またはそれを悔い改めるよう工夫するのみでして、一生償えない罪を、いっぱい抱えているわけなのです。人を殺したわけではないですが、危うく殺しかけたことがあります。僕は温厚だと思いますが、たくさん人を傷つけてきました。たくさん責めさいなまれ、だまされ、カモにされ、いっぱいひどい目にあいましたが、いっぱいひどい目に合わせてきたわけなのです。自殺未遂を何度もして、親に心配をかけ、様々な方に心労や、経済的負担を負わせてきたわけなのです。しかしここで自己を卑下すると、それで傷つく人もいるでしょう。それでも自己批判を全くしないと、それで傷つく人もいるわけなので、誰も傷つけずに生きることは不可能なのです。僕の人生は涙の谷なので、ほとんど幸福に生きた記憶がございません。毎日が生き地獄です。ほんの一瞬の快楽で、かろうじて生きています。

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