ミッション3:インサイドヘッド2の感想
そういえば、子どもの頃から計算ドリルや漢字練習帳など
コツコツと積重ねるような勉強、取組みは比較的得意だったことを思い出しました。
そうです。やればできるのです。
わが社の敏腕note担当者のおかげで3週連続の投稿に成功しています。
恐ろしい程に映画に影響を受ける男
そんな影響を受けやすい僕ですが、映画の影響は一入(ひとしお)。
保育園の頃、近所にTUTAYAがあり週末にはビデオ(当時はVHS)をレンタルするのが楽しみでした。
クラスの子たちは、ウルトラマン、ライダー系、戦隊系、クレヨンしんちゃんなどキッズコーナーにあるトピックスに夢中でした。
当時から変わっていた僕は、もっぱら「カンフー」です。
とにかく、身軽にかわし、軽いパンチを連打し、敵を圧倒したかったのです。
僕にとってヒーローは、ウルトラマンではなくジャッキーチェンだったのです。
皆がテレビCMで流れる「戦隊系の運動靴」を誇らしげに掃いて通園する中、僕は勿論!「カンフーシューズ」のような靴。
気持ちの問題だと今では思いますが、おかげでめちゃくちゃ走りが速かったです。
大人になっても映画から影響をうける性格は変わらず
ジャン・レノの代表作「レオン」を見ては、飲めない牛乳を飲み、観葉植物を育てます(今でもデスク廻りは植物だらけです)
大好きな「ピノキオ」を見ては、リンゴを片手に鼻歌を歌いながら街に出かけます(パパはすごく変な人だと、子どもに言われています)
そんな僕が、インサイドヘッド2を見たんです。
(知らない向けに簡単に説明すると、人間の感情が主人公になった物語で、人の成長過程において繰り広げられる感情起伏や葛藤をストーリーにしています)
今は、どの感情が僕を操縦している?
妻と2人の子供と一緒に映画館へ行きました。
ワクワクしている息子、時折かなしそうな表情を浮かべる娘
ポップコーンに夢中になる妻。
今、どんな感情が彼女らを操縦しているのだろうと気になります。
正直、映画の感想だけを言ってしまえば
2よりも1の方が面白かったな。。。というものです。
しかし、この映画を観てからの変化が面白かった。
パパの「喜び(感情)」は何て言っている?
夕食中に粗相をした息子
僕は怒っています。いつも通り「こら!!!」と言おうとした時
息子「パパは今、怒り(感情)が操縦している?」と聞いてきました。
僕「もちろん!怒り(感情)が火を噴き上げている!」と答えました。
すると
息子「喜び(感情)は何て言っている?」と続けました。
僕「・・・・。」怒り(感情)が操縦席から降りました。
もともと、息子は、口が上手い方だったのですが
まんまとアンガーマネジメントされました。
本能的に何も考えずに感情が湧いて出ることがあります。
しかし、操縦席にいない感情たちは何をしているのだろう?
何を言っているのだろうと、少し視野を広げるだけで
こんなにも心がフラットになるんだと息子が教えてくれました。
(息子本人は、怒られずにラッキーだったのだろうけど)
生きるって楽しいだけじゃない
上手くいくこと、楽しいばかりが人生じゃない
そう思う局面が今までに何度もありました。
辛い事、悲しい事、恥ずかしいこと、腹が立つこと
たくさんの経験を積重ねる中で、その時々で感情たちが操縦し
時には「今、お前じゃないだろう!」という感情が操縦して
周囲を困らせたり。
僕が経験や年齢を重ねるごとに、感情たちも成長しているのだと
まだまだ未熟ながら感じています。
どんな経験も、選択も、感情も全部ひっくるめて「自分」
「僕の人生なんだ!」と、思えた映画でした。