ジンザイの漫画家さんにインタビューしてみました!
ジンザイが発信している4コマ漫画『ジンザイの日常』。この漫画はジンザイに所属する一人のクリエイターさんの手によって作られているんです!
今回は、漫画の制作に取り組むイラストレーターの野崎君枝(のざききみえ)さんにインタビューしてみました。
イラストレーターになるまで
沢山のイラストに触れてきた学生時代
小学5年生の頃から友達の影響で漫画を描き始め、それ以来沢山のイラストに触れて生活してきました。
「イラストレーター」という職業に最初に興味を持ったのは中学・高校生の頃で、“黒星紅白“というイラストレーターさんの絵を見て、将来こんな絵を描きたいと思うようになりました。
高校卒業後は、他人と話すことに慣れようと思い接客業の仕事に就きましたが、幼い頃から触れてきたイラストは変わらず好きだったので、イラストレーターという仕事はずっと頭の中で考えていました。
イラストレーターになるきっかけの出来事
私をイラストレーターという仕事に結びつけたのは、2つの経験がきっかけでした。
一つは、“jbstyle“さんというプロのクリエイターの方とお会いした経験です。
シールメーカー「B-Side Label」のクリエイターとしても活躍されている有名な方で、アルバイトで生計を立てていた頃にお会いする機会があったんです。
その時に興味深い話を沢山聞けたこと、彼からイラストレーターになることを勧められたことが自分の中で強く心に残っています。
もう一つは、とあるイベントで出会ったクリエイターの方に漫画を描いて欲しいと頼まれた経験です。
趣味でイラストを描くことに加え、ある時からイベントでイラストグッズを作って売るようになりました。
イベントに参加するようになってからは他のクリエイターさんとの交流も増え、その中で“チカトイズ“さんという方に出会いました。
彼は、フィギュアを専門に作っている方で「僕は物しか作れないんだけど、コミックマーケットに出てみたいんだ」と話していました。そこで私の書いたイラストを見せたところ、ぜひ自分のつくるキャラクターで漫画を描いてくれないかと頼まれたんです。
今でもその方の漫画を描くことがあり、この経験が漫画家としてのデビューだったなと思います。
イラストや漫画へのこだわり
1.目にしたものは全て自分の技術に活かしたい
普段から「何かしら目にしたものは自分の技術に活かせないかな」ということは常々考えています。
仕事や趣味でイラストを描く中で、どうしても自分のイラストに気に入らない部分は必ず出てきてしまうんです。
例えば、髪の毛の塗りや体の描き方を直したいなって思ったら、日常生活の中でも観察をするようにしています。テレビに出ている人や電車で向かいに座ってる人を見て、ああこういう感じねって。
特に、私は漫画よりも「ゲーム」から影響を受けることが多かったので、今までに触れてきたゲームを思い浮かべながら、このキャラはこんな感じだったよねというようにイメージして描いています。
2.文字ではなく“イラスト“で伝える
漫画はイラストで伝わらないと意味がないものだと思っているので、注釈やセリフ、文字での説明はできるだけ避けようと考えながら漫画を作っています。
初めに文章にしてからシチュエーションを書いているのですが、そこからどれだけ文字を少なく、読みやすくするのかが毎回頭を悩ませるポイントです。
3.「ここで働いてみたいな!」と思える漫画になるように
『ジンザイの日常』の漫画を読んで、ジンザイを全く知らない人でも「面白いな」「ここで働いてみたいな!」と思ってもらえることを目指しています。
なので
・自分や身内だけの「こんなことあったね、楽しかった」で終わらせない
・初めて見た人でも、ジンザイがどんな会社でどんな人たちが働いているのかが伝わりやすいように
といったことを意識して描いています。
ジンザイで働いていてよかったこと
・自分のスキルがちゃんと役立っていると実感できること
・他の人の仕事に触れる機会があること
・リモートワークを活かして、充実した働き方ができること
この3つは、ジンザイならではの利点だなと思います。
仕事で絵を描いて、趣味も絵で…そんな生活だと嫌になってしまうのかな、と思いきや、接客業してた頃よりもっと絵と向き合うのが好きになったなと実感しています。
仕事中、漫画を描きながら「これは趣味の方にも試せるかな」と考えたり…
逆に趣味の絵を描きながら「こうすれば仕事の漫画も時短になるかも」と考えたり閃くのがすごく楽しいです。
最後に
ジンザイでイラストレーターの仕事を始めて1年が経ちました。
「クリエイティブな仕事は、苦しいけど楽しい!」が率直な感想です。
まだまだ難しいと感じる場面も多くありますが、考えれば考えるほど楽しいし、自分が成長してるのを実感できるときが一番楽しいんです。周りの方々から上手い!とか、早くなったね!って言われるのはやっぱり嬉しいですね(笑)
これからも、ジンザイの一員としてより良い作品を作り上げていきますので応援よろしくお願いします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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