このところほぼ日々づかいでたべるものをリストアップしてみた
(2023.8.29加筆あり)
はじめに
からだはたべものでできている。これはほぼまちがいない。あとは呼吸でとりいれる酸素と水など。からだをかたちづくるたべものたちとは。
こうしていつもとちがう距離感でたべものについてかんがえると見えかたがちがう。どう行動するかも見えてくるかも。
きょうはそんな話。
ほんとうに数キロのエリア?
ぱっとおもいうかべると日々づかいの食品を数キロのエリアの店で買う。なんだわたしはこんなせまい領域でかたちづくられているのかと短絡的に思ってしまう。
でもすこしだけあたまをはたらかせるとそうでないとあっさり気づく。生鮮食料品でさえそうではない。いま口にしたばかりのレタスは日本の中央高地のどこかでできたもの。ししゃもははるばるノルウェーからはこばれてきた。諸外国をふくめて遠くから何の因果かたまたまこの地へやってきた。
ほぼ世界各地からあつめられたたべものにかこまれている。わたしはこうした遠来のたべものたちによってかたちづくられる。
どんなものが多いか
さて、なにをえらんでいるか。ここ半年以上つづけて日々たべているものをあげてみた。まずは主食。米、食パン、オートミール。とくにオートミールは昨年の12月から2日に1度。朝食としてつづけている。それまでとくらべて胃腸のぐあいが安定。おなかを意識しなくなった。長年なやまされてきただけに2重丸。いっしょにはじめた家族も同様のようす。
比率としては米2にパン1(もしくはオートミール1)。
タンパク質は
さて、肉魚。多いのは青魚。これは西日本のしかも暖地のためにいたしかたない。地物の近海でとれるさかなといったらこれ。ことしはとくにいわしを口にする機会が多い。かたちがよくころころしている。まるごと買い、さばいて煮る。
あとはぶりやさば。こちらは切り身やおろしたものを購入。賃貸に移ってからはさかなをさばくとあとの処分に追われるため、しかたなくさばいたものを買う。
肉はとりか豚。とりは肩小肉におちついた。これのバラの冷凍品をすこしずつつかう。ちょうどもも肉と胸肉のあいだぐらいの食味。価格もその中間。
ほかには大豆製品が多い。納豆、厚揚げ、とうふ、油揚げ、煮大豆のいずれかを毎日よくたべる。以前よりじわりと口にする機会がふえつつある。最近目にするようになった大豆の代替肉も頻度が増している。
比率としては肉:魚:大豆製品:卵乳製品=2:3:3:2。
やさいは
農業をしていたころは販売所にならべられないものをもっぱら口にいれていた。いちばんおいしくきれいなものは家族の目のまえをとおりすぎ、店にならんだ。自家消費ぶんはそんなに多くない。やさいづくりをやめてからは買う立場になった。もっぱら処分品をえらぶため、きれいな野菜を買う機会はけっきょくおとずれずじまい。
こうして週に1,2回店にむかうぐらいではなかなか旬のやすいものを見つけるのはひと苦労。とくにことしの夏はお盆の前後から例年以上にやさいがならんでいない。あまりに高温なのも影響しているのかもしれない。販売所に出せないとはねて家でやむなくたべていたようなレベルのやさいすらならべられている。それほどすくない。
やむなく缶詰のトマトや野菜ジュースなどですこしおぎなう。これもしかたない。
おわりに
こうしてみると身のまわりの産物でみずからの身をつくるのが理想。しかし現実にはなかなかそうはいかないとあらためてわかった。けっきょくエネルギーや手間をかけて世界各地でつくられ、はこばれ店にならんでいる。
こうしたフード・マイレージのコストのかかる生活。どうしてもいびつに見えてしまう。
(タイトル画像はむかし販売所にだしていた朝採り露地もの中玉トマト)
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