いそがしいときほど手間いらずのパスタはコスパがよければあじもよい
はじめに
このところ作業の途中で「あっ、ひるごはんつくらないと。」と気づくことが多くなった。早朝に起きて昼ちかくまでちまちました作業に没頭しているとついうっかりしがち。
パスタを大いそぎでゆでる。ゆでるあいだにフライパンで具材を7分どおりいためる、あるいは缶づめをあけてほうりこむ。
そんな急場しのぎの昼ごはん。
きょうはそんな話。
朝から昼まで
このところひっこしにともなうさまざまで休日で家にいても落ち着かない。一戸建てでほかへの移動など考えずにすごして、きもちに根がはってしまっている。そんななかでのひっこし作業。現実に移動する想像がなかなか湧いてこず、先月あたりまでは漫然と物品のしわけをのんびりやっていた。
ここ2週間ほどだろうか。道すじとだんどりがみえてペースがあがってきた。頂上がみえはじめると足どりがこころなしかるくなる登山とおなじ。徒競走のゴールがみえてくるともうひとふんばりできる。
とたんに本気モードになり、大きなつくえや棚を分解したり、今後たまにしかおとずれないだろう手間がかからないように庭木に手をいれたり。
なんだこんなことかとこの2週間をふりかえる。いちばん時間のかかる作業をあとまわしにしてきたことにあっさり気づいてしまう。
食べるのをわすれて時短料理に
そうした作業に早朝から没頭していると、ついうっかり時間のすすみぐあいをわすれがちに。いつもなら昼食の準備をはじめる11時をすぎている。あっ、いけない。あたまをきりかえる。
こんなときは時間の進行に追いつくために、時短でつくれるものをさあ~とおもいえがく。やっぱりパスタにしよっと。すでにゆで用のなべを手にとりたっぷり水をいれコンロ台にのせ火にかける。
そのあいだに具材をきり、あるいはトマト缶やさばのオイル漬などをフライパンにあける。さばの風味が漬けた油に移っている。よぶんに油をひかずに缶のあぶらでじゅうぶん。この缶づめは時季によってはすごく安くなるのでたくさんローリングストック。
トマトとさばがひきたて合うのはここ数年で知った。しあげに豆板醤
を小指のさきぐらいいれるとあじがしまる。もっとはやく気づけばこればかりつくったかもしれないのにとすこしくやしい。
あるもので
庭でさまざまなやさいやハーブをそだてていたころは、バジルのおおきめの葉をつまんだりチャイブを根元でまとめて切りとってきざんでいれたり。あとはにんにくをスライス。このバジルもしくはチャイブ、そしてにんにくとのくみあわせはよくつくった。しあげに塩・こしょうだけ。
さて、料理にもどろう。フライパンで具材をかきまぜつついためる、あるいは煮ていると、パスタがゆであがり(9分ゆでで1分はやめに)湯をきる。ただちによこの具材の入ったフライパンへ投入。強火でかきまぜると香ばしくなる。
水気のない場合にはオリーブオイルとパスタのゆで汁をすこしたし、トマトの場合にはからめる。パスタが水分をすってすこしやわらかくなりかけたら皿に。
おわりに
こうして多めにつくってそのまま夕食用にすこしのこしておくことも。するとあと一品つくるだけでいい。家にあるやさいを多めにいれるとバランスもいい。そのときの気分でチーズをかけたり、牛乳を入れたりでアレンジ。
ごくごくどこにでもある調理法だが、いそぐときには15分で食べてなべや皿などもかたづけ終わる。食べおわるともぐもぐしながら洗いものを済ませて、午後も作業のつづきにとりかかる。
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