
学習サポートの(ネットでの)さまざまな支援を受けたい方は参加されてはどうだろう
はじめに
ようやくのこりの教室を閉じることに。昨年、一昨年と卒業生が出るたびにひとつずつ閉じてきた。そして最後に残ったもとの家についても。今後は中高校生を中心とした自習室などとして活用するかもしれない。地元の方々になにかしら役に立つならそれがいい。ただしネットでの遠方の方の支援はつづける。
逆にいまこうしてふりかえると初期投資はほとんどいらなかった。はじめやすい仕事と言えそう。
きょうはそんな話。
塾とも違う
文字どおり生徒たちの学習のサポートを多方面で支援するサービス。なにも勉強の中身だけとは限らない。生徒によっては生活面が勉強の妨げや支障を及ぼしていることがらをいかに解きほぐしていくか、保護者の方々や学校の先生方もまじえて相談に出向き方策を練る。
場合によっては医師の協力も得つつ、事情のある生徒の入試や模試に立ち会わせてもらうなどの機会もあった。
本当にさまざまだし、いわゆる世間でいう「塾」ではなかなか難しいところまで支援する。もちろん報酬をいただくが、それ以上に仕事は多岐にわたる。初期投資はさほどいらないが、そうした多方面への準備と覚悟は必要。
近辺になかなか従事する方が出てこない理由かもしれない。
ほかともちがう
もちろんフリースクールやこども食堂などさまざま活動されている方々もいらっしゃる。そうした活動がこどもたちへの支援の窓口になっているのはたしか。連携を図れればよいのだが、独立独歩で考え方もさまざま。胸襟をひらいてお話をするといった機会はなかなかむずかしい。
したがって基本的には独自のものとなり、わたしの経験や考えに基づいて行動する機会のほうが圧倒的に多かった。こうした独自のものをやろうとすると、なかなか従来のわくのなかには収まらないので孤立しがち。フランチャイズでもなく、大手のどこにも属すわけでもない。情報を得ようにもこちらから積極的にセミナーなどに出向かねば得られない。
困っている生徒たち
さまざまな理由で塾やなにかに行きにくい、通いたくても行けないという生徒には少人数で運営していたので、なるべく個別に対応して設定してきた。なるべく希望に沿えるように時間割以外の休日や昼間などにも余分に時間を組んで来てもらう。あるいはネットを活用。ほかの生徒と居合わせたくない場合も同様に個別に設定するなどさまざま手配してきた。
もちろん採算はなかなかとれないし、それでは事業といえないじゃないかと声があがりそう。もちろん経営面ではなかなかその覚悟はいるし、割り切るしかない。しかしあそこなら要望におうじてもらえるという点では評価をいただけたと思う。
おわりに
いわゆる事業として「ふつう」の産業区分上のくくりにできないニッチなしごと。それでもそんなにヒトの大勢いない地元でも来てくださる方々がいらした。つまりそれだけ求められていたということ。需要が少なからずあり、それはこのクニのいずれの場所でもおなじではなかろうか。
学びで困っている方、学びたいけど何からはじめるとよいか手がつかない方、いずれもいそうな気がする。もしよかったらネットで学びの支援を受けたい方、すこしだけ時間のわくがとれるので参加されてはどうだろう。メンバーシップ「まなびの森」jinnote35?gmail.com(?を@へ)まで。