このところ主食におどりでたさつまいもをズボラして炊飯器にほうりこんでみた
はじめに
米を食べる機会が大幅に減った。口にするのは月に数回に。もはや貴重品。もういいかとあきらめに近い。そのかわりにさつまいものくずいもを店でみつけて米代わりのひとつに。わが家の主食5本柱の地位をしめるように。いかにして食べやすくするかがポイントに。
きょうはそんな話。
たいていは
週に4回ほどべんとうをつくる。たいてい朝起きて朝食とあわせてバタバタとつくる。基本的に昼食時の職場には生徒や学生がほぼいない。ほぼひとりでの食事なので気楽で、家で食べるものと基本的になんら変わりない。
それでこのところ米ではなくさまざまなものをべんとうにする。先日はサンドイッチだったし、米以外の機会がふえた。和風のおかずでも違和感なく食べている。そろそろさつまいもを持っていこうと思うがなにしろのどに詰めやすい。飲みものがかたわらにほしくなる。もうすこし食べやすくできたらなと家でもぐもぐ口にしながら思う。
ソテーする
そこでべんとうのときには薄くスライスしてフライパンにならべてソテーする。にんじんやピーマンも同様。これでいろどりもよくべんとうには最適。水分がかなりとんでしまうので急速な調理なわりに甘みもそこそこ感じられる。ちいさなタッパーのべんとう箱でもスペースをとらないでカロリーを確保できる。つまりは米の代役を担えている。
これでなにも支障ないがこればかりではあじけないし、ふだんの家でのさつまいも利用をもっとふやしたい。どうしようか。
ゆでてみた
なべに水をはりさつまいもをいれて沸かす。はしを突き通ればゆであがり。たしかにこれでもいい。わたしは気にせず皮ごと食べてしまうのでなにも支障はない。甘みを期待しなくてよいときにはもはやこれでいい。
ただしゆでたあとのお湯はあくが出るのでほかに利用しづらい。コマツナやブロッコリー、ペンネなどは先にゆでたい。いつもならばほかのゆで料理に湯を再利用するところだがどうも使いづらい。
電子レンジでは
これはもうふつうといってよいほどなのでここであえてとりあげるほどでないかもしれない。耐熱容器にいもと多少の水をいれてかるくラップをして4分ほどチンする。たしかに火はとおるがこれがいちばん水分が出てかたくなりやすい。
あくまでも私感だし、調理法に改善の余地がありそうだが、とくに冷めたあとはもう一度加熱しようものならばよりかたくなる。あごをきたえるにはいいかもしれないが、ふだんの食事用としてはどうだろう。べつにあたたかいうちに食べきればよいだけなのかもしれないが。
炊飯器では
米を炊ける器具だからと思い、いもをそのまま水(2合ほど)といっしょに炊いてみた。寝るまえにふつうの炊飯の条件で予約をセット。翌朝、台所にむかうといものよい香り。炊飯器のふたをあけると湯に浸かったふくらんだいもが。
ひとつを試食。これまでにないぐらいやわらか。そのあとほどよいあまさ。もちろん水分をふくむので石焼きいもほどでない。ねっとりよりはとろりとなめらか。あっさりやわらくのどにつめることはない。水分を多くふくむのでやわらかさを確保できるわけか。
ほぐしてきび砂糖をまぜて加熱するとやわらかないものきんとんに。さらにバター、ミルク、卵と小麦粉をいれてパウンドケーキ型にいれてオーブンで焼いた。ラム酒を煮飛ばしたものをかけて数日のあいだ冷蔵庫に置いて食べた。しっとりしておいしい。
おわりに
どれも一長一短あり。そのときどきと場合におうじて使いわけるのがよさそう。時間があればオーブンレンジで石焼きいも風をつくれなくもない。わたしは甘みはあっさりしているほうが好み。炊飯器をつかう方法ならば主食としてだけでなく、やわらかでなめらかなので上で記したようにさまざまお菓子の資材にアレンジして利用しやすいかもしれない。
ひとりぐらしで持ち合わせている器具はたいしてないが、それでもさつまいもにもさまざまな加熱方法があるものだとあらためて思った。
こちらの記事もどうぞ
広告