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児童・生徒の生活習慣のリズムを考えて、あえて朝早くに学習サポートの教室をおこなう


はじめに

 休日はゆっくりしたい、あるいはふだんやれないことをしたい。そう思うヒトが多いのでは。受験生の多い学習サポートでは予想外に生徒たちの希望は休日の午前中、しかもなるべく早い時間を希望する生徒が多い。そのメリットや効果とは。

きょうはそんな話。

かえってメリハリが

 なにも休日にそんなにがむしゃらにならなくても…とお思いの方もおいでかも。じつはわたしは朝型の体質で、はやくても対応できる。児童・生徒たちに休日の教室の希望時間をたずねると大部分は午前中を希望する。なかには8時、あるいは7時半からとか。「部活前でもいいですか?」という生徒も。こうした事業所のなかでははやい開始時間かも。

くれぐれも保護者の方々のご迷惑にならないかをいくたびかたずねる。休日もこの時間には親子ともども起きているとのこと。それじゃあと何年か前から6時以降ならばいつでもいいよと条件つきでやりはじめた。冬などはこれより前はまだ暗いので安全をかんがえて。

夏休みなどは

 とくに長い休みのつづく期間、夏休みには生活パターンがみだれやすい。日々、学校へ行くのと変わらない時間で起きる習慣をそのままつづけるだけでそれが起きにくい。小学生などは朝のこども会のラジオ体操のあとに、すぐそばのわたしの教室に自作のおにぎりをリュックに入れてくる。

まずは腹ごしらえとじぶんでつくったおにぎりを各自でとりだし、ほうばる。もちろんお茶も準備してもってきている。おもむろに勉強にとりかかる。学校からせめてこの時間までは学習しましょうと案内されている9時ごろには大部分のこどもたちは学習を終えて帰っていく。これからは思う存分したいことのやれる時間。高校生とて午前中終了はおなじ。

午前のはやいうちに済ませることで、のちの時間の予定がたてやすい。中学生は部活の練習前に学習をすませてから練習に向かう生徒も。生活リズムを維持、いやむしろリズムよくすごせて学びの効果も得やすい。

土日祝には

 主宰する学習サポートは盆・正月もやすまず、土日も基本的に可能。そのほうがいそがしい生徒たちにむしろ合わせやすい。最近は生徒数をしぼっているのでリモートが多い。わたし自身は平日の空き時間をしっかり週休2日ぶん休めている。

個人で経営しているのでだれからも文句がでるわけではなく、むしろこのほうがはたらきやすい。いちばん暑くなる昼間を避けられる。そして児童・生徒たちだけでなく保護者の方々にも評価をいただいている。

いつのまにかこういうシステムになった。わたしは空き時間に研究サポートのしごとに週2回出かけられたうえに休日も確保できる。なお、いずれもスモールビジネスだから成立する。大人数をかかえる教室ではここまで融通するのはむずかしいだろう。

おわりに

 おかげで体力のひとなみにはないわたしでも20年つづけられた。どうにか食べていくだけふたりのこどもを大学にやるだけはできた。はやいもので、ことしでそのしごとももうすぐしまいいどきをむかえる。あとはゆっくりかたづけつつ、つぎのあらたにやりたいスモールビジネスへと移るつもり。こんどは若い方へ5~10年でゆずれるように。


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