じゃんけんから見るネガティブ思考~フィルター次第で世界が変わる~
思考は現実化するとお伝えしていますが、わたしは子育てや子どもと関わることを通じて、子どもの言葉の使い方にけっこう敏感です。
例えば、自分の容姿のことを自虐してきたり、被害妄想な発言をしたり。
わたしからしたら全く事実でないことも、本人のフィルターを通してそういう世界が見えているんですね。(だから、「真実はひとつ」ではないんですよw)
みんな自分のフィルターを持っているので当然なのですが、どうせなら輝く世界を映せたらよりすてきでしょう?
まぁわたしもすんごいネガティブ小学生だったので、気持ちが痛いほどわかりますが。
娘の学校での出来事を聞くと、時々「わたしかな?」と思うような子がいたりして、あの時の自分に声をかけてあげたくなります。
子どものじゃんけんからわかった思考の大切さ
子どもの間で決めごとをする時、じゃんけんで決めるのは簡単でよくあるかと思います。手っ取り早くて何より平等で便利ですよね。
クラスで、よく負ける子いませんでしたか?
気にも留めてなくて覚えていませんか笑
わたしは、ここぞというじゃんけんの時、だいたい負けていた記憶があります。(嫌なことは覚えているw)
役決めで、全員が絶対に嫌だ!!というものをじゃんけんで負けてやったり。
自分は弱い、というよりも、運がない、ともう自覚、確信していました。
今でもトラウマ級の思い出があり、恥ずかしくて誰にも言えませんし、自分の中で癒してそっとしときます。笑(笑えないんですけどね
誰だってじゃんけん、勝つこともあれば負けることもあるじゃないですか。
けど、やっぱり、強い・弱いあります。
わたしの場合、おそらく負けることにフォーカスしすぎて、負けの回数数えて、どんどん「わたしは負ける」思考が膨れ上がり、やがて確信に変わりました。
そして、ほんとうに大事な場面で負けるんです。
もはや偶然ではなく、必然です。
自分で「負ける」を選択している、もしくは「自分は絶対負ける」と信じているので、ただそれを叶えているからです。
思考は現実化します。
気合いで「勝つんや!!」と思ってもだめです笑 心の底から「勝てる」という思考がない限り。
「じゃんけんごときで大げさな~」と思いますか?笑
子どもにとってはそれが一大事だったりします。
わたしの場合、娘の幼稚園の役員決めがじゃんけんでしたしwwww
しっかり負けました~www
だけど、昔ほど落ち込みませんよww
決まったなら楽しくやろう♪とそこは前向きフィルターが働いてくれましたね。
プラス思考もマイナス思考も、何にフォーカスするかで大きく変わります。
誰だって、良いことも起こるし、悪いことも起こるんですから。
考え方次第で自分が最悪だ、と思っていることをほかのだれかは、なんとも思っていなかったりします。
何にフォーカスするかは、生まれ持った性格や、家庭環境などが影響しますし、繰り返したら癖づいてしまうものです。
マイナス思考が癖になったら中々抜け出せなくなっていきます。
そして何よりも怖いのが、「自分はついてないんだ」と思うと、それを叶えるために脳が一生懸命に働き、ネガティブなことが起こる可能性を高めてしまうということです。もう沼ですね。
だからこそ、小さなうちに良いことに目を向けていく思考力を育むことはとても重要だと、経験したからこそ身に染みて感じていますし、娘もその大切さを伝えたいです。
ある時、娘のクラスで多数の子がある役割をしたいとなり、じゃんけんで決めることになったそうです。
その中の一人の子が、
「わたしじゃんけん弱いし絶対に負けるから嫌!!不公平!!」と言って話し合いで決めたいと提案したのですが、
みんながやりたいと言っているのだから、話し合いでは折り合いがつかないとなり、やはりじゃんけんになったそうです。
そして、その子が負けてしまって、
「ほらやっぱり負けた!!」
と、とても悔しがって悲しんでいたようです。
そんな出来事を聞いて、とても胸が苦しくなりました。
「やっぱり」という言葉から、その子はじゃんけんが弱いことを既に自分で決めてしまっているんです。
負けても、興味のなかった役割をして意外と好きかも、という新しい発見があるかもしれません。
「負け」に強いフィルターがかかっています。
思考を変えるために
親として、おとなとして、そして自分に対してもですが、どんな言葉をかけたらよいのでしょうか。
マイナス思考の子は、基本、どんな慰めの言葉をかけても信用しませんので、(マイナス思考プロの私からしたらもはやそのプラスの言葉でさえもマイナスに持っていける笑→笑えない)
プラス思考の仕方をその都度教え、デフォルトに変えていかなければならないと思います。
とにかく何度も何度も!!何事も回数です。諦めないこと。
そして、家庭内でお子さんをディスらないこと。ふざけて言ったとしても、自分の中のネガティブな要素となります。
言ってはいけないな、と個人的に思うのは、
「そんなことない」
「なんでそんな風に考えるの!」
と考えを否定することです。
子どもは辛いとき特に、共感を得たいのです。
「わかる」と言うと、「自分だけじゃないんだ」と安心すると思います。
ただ、その「わかる」だけで放置はいけませんw
そこから、起こったことを別の良い視点から伝えてあげてください。
その繰り返しで癖づけて、いつかデフォルトに変えていけると思っています。(今わたしがやっているので)
大人がどう持っていけばいいのかが分からない場合は、大人が練習してください。大人も変わるきっかけになります☆
うちの娘は基本的にポジティブなのですが、もちろんネガティブになることもあり、わたしもどう対応していいかわからないことがあります。
そんなときは正直に、「わからない」と言って、2人で考えます笑
そして、主人がポジティブな見方ができる人なので、「パパはこういう時、どう感じるんかな!?」と2人で聞いて「へぇ~!」と新しい発見をします。こうして親子二人三脚でも楽しく学んでいけるのではないでしょうか。
ネガティブ思考のプロであるわたしがまだ完全にプラス思考に変身できていませんから、
わたしがこんなこと言っても信ぴょう性に欠けることは重々承知の上で言っていますす。そこはほんとうにごめんなさい。笑
ただ、はっきり言えるのは、マイナス思考をして自分の人生苦しいものにしてしまったという事実!!
この年にして、陰と陽の「光」に目を向けて生きる、生き方を選びました。
誰でも陰はあるものだけど、「ただそこにある」と、自分の一部であることを認めつつ、引っ張られずに、自分の光を見ながら豊かに生きていく。
と、ちょっとかっこいいこと言ってみます笑 (笑うと意味ない)
思考の仕方を変えるだけで地獄が天国にも変わります。
親子ですてきな人生をつくっていきましょう☆