子供と一緒にボードゲームでキャッシュフローを学びませんか?
最近、我が家では子供たちへの金融教育に力を入れています。
先日は「どうして世界にはお金持ちの人と貧しい人がいるの?」かという素朴な疑問を解決するためにパパ先生によるプチ講義を行いました。
これからの格差社会を経済的な不自由なく生き抜いていくためには、金融知識が絶対に必要だと考えているからです。
そこで、最近購入したのが『キャッシュフロー・フォー・キッズ』というボードゲームです。
今回は、このボードゲームの購入理由と学べること、そして今後の金融教育方針について紹介したいと思います。
ボードゲームを購入した理由
日本でも、ようやく2022年4月より高校の家庭科で投資信託を含む基本的な金融商品の特徴や資産形成についての授業が始まるそうです。
しかし、家庭科の先生が子供たちに正しい金融知識や資産形成を教えられるでしょうか?
私は無理だと思っています。
身のある金融知識を教えるためには、他の教科と同様に先生が金融知識を熟知している必要があるからです。
特に公立学校の場合は、優秀な外部講師を雇うことも出来ないでしょうから期待薄ではないでしょうか。
というわけで、我が家では学校にばかり期待せずに、親が子どもに金融教育することに決めました。
その手始めに購入したのが今回紹介する『キャッシュフロー』です。
『キャッシュフロー』は「金持ち父さん・貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキさんが考案した「金融・財務・投資」を学べる「ファイナンシャル教育ボードゲーム」で、私が購入したのはキッズ版の「キャッシュフロー・フォー・キッズ」です。
投資に関するボードゲームと言えば「モノポリー」が有名ですが、モノポリーは「他のプレイヤーを全て破産させること」が目的のゲームであり、資産形成の基礎知識を身につける目的とは違うと思っているため、今回は見送りました。
学べること&ゲーム内容
キャッシュフロー・フォー・キッズでは、お金持ちになるための必須知識である「損益計算書」と「貸借対照表」の関係性を学ぶことが出来ます。
ゲームの対象年齢は6歳以上ですので、ルールは極めてシンプルです。
このゲームでは同じところをひたすら回り続けるラットレース振りを円状のマスで表現しており、このラットレースから抜け出したプレイヤーが勝利となります。
詳細は割愛しますが、概要は次の通りです。
<各マスの意味>
「青色マス」・・・キャッシュフローデー
通過する度にプレーヤーには給料+不労所得ー支出が収入となる。
「緑色マス」・・・資産カードを引く
資産を買うことで青マス通過時に継続的に不労所得が入るようになる。
「赤色マス」・・・負債カードを引く
負債を背負うことで青マス通過時に継続的に支出が発生します。
「黄色マス」・・・太陽カードを引く
カード内容に応じて一時的な臨時収入が入ります。
<ゲームルール>
①プレーヤーには財務諸表ボード&現金3000$を配布
②サイコロを順番に振っていきマスに応じてイベントが発生
③不労所得>支出を実現しラットレースから抜け出したプレイヤーが勝利
ゲームをプレイした感想
キッズ版のためか、人生ゲームやモノポリーに比べるとかなりシンプルなルーとなっています。子どもたちが何回もプレイしたいと思えるかどうかは、かなり個人差があるように思いました。
そして、値段も正直安くはありません。しかし、習い事の月謝代1回分くらいと思えば、買い切りですのでそこまで高くはないと私は思います。
今後の金融教育方針について
これから我が家では、私の監督のもと株式投資を実際に体験させながら、子どもたちに金融知識・資産形成方法を教えていこうと考えています。
しかし、"お金に対する基礎知識"がないままに株式投資を教えた場合、株式投資=ギャンブルといった誤った印象や偏った理解を植え付けてしまうリスクもあります。
子どもたちにはしっかりと金融に関する基礎知識を教えながら、慎重に進めていきます。
また続報を記事にしていこうと思いますので、もし本企画に興味を持っていただけたら、以下のマガジンのフォローをお願いいたします。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また明日もお会いしましょう。