3ヶ月連続で目標達成出来ず、ちょっと凹んだお陰で色々気づけた話
電話によるインサイドセールスを始めてから、3ヶ月が過ぎました。
ひとことで言うと『難しい』です。
改めて思ったのですが、やはり職人気質な部分があるため黙々・淡々と仕事をする方が向いている(好き)なようで、1つの商材を自分のトークで興味を持ってもらい、商談に持って行くという動きは得意ではない(好きではない)な、というのがこの3ヶ月の自分なりの見解です。
私に課せられているミッションが案外大きいと最近気づき(気付くの遅い)、”労働契約”と”ポジション”と”やるべきこと”と”与えられてること”の歯車がどうもぎこちなくて、イメージ通りに出来てないのが課題だと思っています。管理職を目指して業務に邁進している訳ですが、上司からは色々言われるわけですね。
「管理職目指しているのに、他のメンバーより獲得数少なかったら示しつかないでしょう?」
この類のことは何度も言われてるし、複数の上司からも言われているし、チームとして数字的に周りからどう見えるかを気にしがちなので致し方ないか、という思いもありつつ、実際営業獲得出来てないリーダーから指導貰ってもメンバーは良い気持ちじゃないだろうしっていうのは理解しつつ。
ただ、契約上私は他のメンバーより活動数が半分ということになっているので、メンバーよりも数字を上げるということは基本的には難しいんですね。そこを上司たちが理解しているのかは別として、「管理者を目指しているのに数字が取れないのはNG」という言葉が、私を苦しめていく3ヶ月でした。
この言葉がいかにプレッシャーで、どれだけストレスになっているかと気づいたのはつい2日前の6月月末最終営業日。(気付くの遅い)
そして、今月も目標達成出来ず「あと1つで目標達成だったのに」を3ヶ月連続で起こしてしまいました。
目標指数は3つある
厳密にいうともっとたくさんありますが、上司から「管理者を目指しているのに数字が取れないのはNG」と言われている基準の目標指数が3つあります。詳細は書けないので、さっくりと表面的な部分だけで話をしていきますね。
3つの目標指数の関連性としては、
Aの目標値をクリアするためには、BとCの情報をゲット出来ないとね!
という感じで、最終到達点はAとなります。
毎月、BとCの情報をお伺いして「じゃあこういうのはどうでしょう?」という話からAの目標に行くというイメージですね。
BとCの目標値は5月からクリア出来るようになりましたが、Aの目標値が3ヶ月連続で「あと1件」
毎日ホワイトボードに実績値を書き込んでいくのですが、それを見た上司から「あと1件なら行けるって!」と残り2営業日の頃に声をかけてもらったり、他の上司からも「あと1件をクリアするために」とアドバイスを貰ったりするのですが、どうしてもクリアが出来ない。
なんていう言い訳を脳内で発動させつつ、6月もまたAの目標指数はクリアできずに終わってしまいました。
ちなみに、私がやっているインサイドセールスは
「この商品いいでしょ?!色も良くて機能性抜群で、こういう活用方法もあるんですよ!」
という、テレビショッピングみたいな感じではなく、
「最近困ってることあります?あ、それは大変ですね。それを解消するためには○○というのがあるんですが…」
という、お悩み解決型なんですね。
相手にお困りごとがないと話が勧められないという点でも目標指数クリアをするのも中々容易ではありません。(私のアプローチ方法や話の掘り下げ力をあげる必要もあると思っています)
出来てないなら、視点を変えてみる
あなたが営業経験者なら分かって頂けると思うんですが、月末近くなると「あと○件だよ!」みたいな声が上がりますよね。
実際、私も管理者になるための行動をしているのでメンバーに「今日は○件目指そうね!」という声掛けをします。
ただ、これって実際はすごいストレスですよね(笑)
なかなか結果を残せない人、結果出したいのにスランプだと自分で思っている人に対しては、そんなつもり言っているわけじゃないことくらい頭では分かっているのに「私に対して言ってるんだわぁぁぁぁ(涙)」みたいな気持ちにさせてしまっていることでしょう。
実際、先月の私がそれでした。
月末になり、なかなか数字が伸びず、実績を書いているホワイトボードの真横の席なのでリーダーが近くで「よし!あと○件!」と言った瞬間に「ごめんなさーい(涙)」「おなか痛い(笑)」と何度言ったことか(冗談めいて言ってますよ/笑)
ただ、途中で気づいたんですよ。モノの見方は変えないとダメだと。
私の活動数は他のメンバー比46%だけど、目標指数は他のメンバー比60%。
↓
活動数半分以下で、目標指数は半分以上ってフツーにすごくないか?
数字が取れないとどうしても出来ないことだけに着目してしまいますが、活動数(電話をする数)がメンバー対比で46%の中から目標指数をクリアしたり、あと1件の状況になっているということはすごいことなんだぞ!と自分に気づかせることは必要でした。
ただ、目標をクリアしてないのは事実なんですよ。
あと1件。あと1件がクリア出来ていない。
上司的視点になると、「目標達成していない」「目標をクリア出来ていない」という判断になります。
「あぁ…管理者になるための活動をしているのに、私また出来なかった…」という負の感情を再び抱いてしまう訳ですが、ここでまたリーダーが救いの声をかけてくれるのです。
「通常月なら、A~Cの目標全てクリアしてるじゃないですか」
そうなんです。先月は他の月の未クリア分を上乗せしたので通常月より高い目標設定だったんですね。
通常月だったら目標をクリア出来てたかと思うと、ちょっと残念な気持ちになりつつ、タイミングってあるよなと思いました。
出来ていることに目を向けさせる
現実問題として、3ヶ月連続で一番要のAの目標指数をクリアすることは出来ませんでした。
上司も基本は数字だけで判断するので、通常月より目標指数が高かったとか他のメンバーより活動数が少ないという特例は加味しないから「目標をクリア出来なかった」という判定になるのは間違いないでしょう。クリアできなかったのは事実だからね。
目標がクリア出来ないと、どうしても「出来ない自分」として物事を見てしまって、「出来ない」「出来ていない」「無理」といったような負のマインドが増えてしまい、「どうせ…」と思いながら活動してしまうので雰囲気も負のループに入り込んでしまいがちですよね。
分かってはいるつもりでしたけど、改めて「出来ている部分」に注目することの大切さに気付かされました。
数字だけで物事を判断しなければならない現状がちょっと嫌でしてね。
営業として上司の考え方も大事なのは理解しつつも、「大事なのはそこじゃないんだろうな」と思い続けていました。ただ、自分自身に対してはそんなことも忘れて数字にだけ着目して「目標をクリアできない自分」にため息をついてしまっていたのです。
「3ヶ月連続で目標達成は出来なかった」のでちょっと凹んでいます。この状況で管理者になるための試験に辿り着けるのだろうか。基本的に数字で判断するのがメインになるであろう上司の判断はいかほどなのか。数字以外の部分だったら文句言わせないくらいの働き方してるんだけどな。
そんな感情がうずめいています(笑)
ただ「目標をクリア」することも大事なんですけど、「出来ていること」に視点を向けるということは「目標をクリア」するためには必要なんだと思いました。出来るイメージ、出来ているイメージがされれば活動も上昇気流に乗れるんじゃないかと思ったのです。
また新しい月が始まり、目標指数がリセットされました。
今月こそは、出来ていることに視点を向けて目標クリア出来るように活動していきます。