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読書感想文



辻仁成 著
「彼女は宇宙服を着て眠る」

 結婚式が終えたばかりの主人公(男)が挙式を開いたホテルに泊まっているのだがなかなか寝付けず、ホテルの目下に広がる砂浜へ夜風を浴びにゆく。

そこで、ある女性と出会う。


 特に、描写はされていないのですが多分「真夏で夜になっても気温が下がらず暑苦しい。でもじめっと嫌な感じではない」情景が手に取るようにわかる。それがとても心地よいです。


 ドビュシーの「月の光」を聴きながら読むのが私のイチオシです。

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