こんにちは、自学道場ヘッドコーチの
やっすーこと安永吉光です。
私たちのような講師、教師、先生と
呼ばれる仕事をしている人には、
「見る力」が非常に大切です。
誤解を恐れずに言えば、
「見る力」が全てと言ってもいい。
便宜上「見る」と書きましたが、
ここでお伝えしたい「みる」には
様々な「みる」があります。
★「観る」
観るは観光という言葉に代表されるように、
周囲や全体を見渡すという意味合いがあります。
子どもたちの行動の全体を把握するためには、
この「観る力」が必要です。
★「視る」
視るは視察、注視といった言葉に使われますが、
1つのものをじっと見るときに充てられる字です。
子ども一人一人がどんな背景から、
どんな行動を起こしていくのかという
洞察力が「視る」には含まれています。
★「診る」
診断という言葉のとおり、
医療関係でよく用いられます。
この診るには病状を調べて判断する
という意味が含まれています。
子ども一人一人の状況から、
どんな声かけや働きかけを
していけばよいか判断し、実行していきます。
★「看る」
看るは、看護や看病に代表されるように、
人のお世話をするという意味があります。
また、看るには「見守る」の意味もあり、
様子を見守っていくことも看ることになります。
★見る力の効用
このように「みる」という単語には、
様々な意味がありますが、
この5つの「みる」を実行していくと、
次第に相手への関心や愛着がわき、
また、相手から見られている、
関心を持たれていると感じると、
信頼関係が生まれます。
信頼はやがて愛情へと深まっていき、
愛情は安心感を生み、
安心感は新しいことへの挑戦心を生みます。
挑戦心は成長には不可欠な要素です。
見ることは子育てにとって
とても重要な意味を持ちます。
子どもたちに備わっている、
成長のプログラムを信じて、
よく見守り、適時に適量で適度な課題を
渡してあげることが、
私たちの役目でもあります。
今日もこのnoteをご覧いただき
ありがとうございました。
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