「1週間の振り返り」法をアップデートしてみた!
気づけばすっかり習慣になった「1週間の振り返り」。
手帳をなかなか開けない時期も、思い出せる範囲で1週間をぐるりと見つめてみるだけで、気づきのかけらを手にしながらもうちょっと自分を好きになれる行動へとつなげられる気がします。
▼こちらで詳しくお話しています!
そんな「一週間の振り返り」。
今年に入って、視点をちょっとアップデートしてみました!
わたしの「1週間の振り返り」の変遷
◎マインドマップ時代
もともとはマインドマップ(MM)で行っていた1週間の振り返り。
MM好きの私としては悪くなかったのすが、手帳の限られたスペースを使っていたこともあり、深掘りしきれずちょっと消化不良気味。
◎YWT時代
そこで時代はYWTへと移り変わります。
この期間も、かなり長かったのですが……続けるうちにいくつかのモヤモヤが……。
ー 日々の内容との重複感
ウィークリーには「日記的な記録」「YWTでの振り返り」「インスピレーション」「来年の申し送りを兼ねた記録」など、ジャンルを決めずに自由に書き込んでいます。
それらをザっと見返して、ピックアップしたものをYWTで振り返る、ということをしていたのですが……モノによっては、ただ転記しているような感覚に陥る場合も。
もちろん、この振り返り欄だけ見ればキモがおさえられる、というメリットはあったのですが…非効率感に苛まれる瞬間がチラホラ。
ー 細かすぎて伝わらない振り返り
2023に「紡」という漢字をテーマに掲げたことにもつながるのですが……
「1日という点を1週間という線へ、1週間という点を1ヵ月という線へ、1ヵ月という点を1年という線へ」と紡ぐべくドットをコネクティングしていく実感を得ながら歩みを進められたら、という思いが強いここ最近。
その目で見ると、私の粒度のYWTだと微に入り細に入り…という方向に突き進み過ぎる。各論に落とし込み過ぎるので、もう一段一般化したいなぁ、と思い始めていました。
今こそアップデート!1週間を「総括」する!
そんなとき目にしたのが、同じく自分軸手帳アンバサダーをつとめるなおきちさんのインスタグラム。
4枚目のお写真を見ていただきたいんですけれど…1週間を超コンパクトに総括している……!
そう、私こういうことがしたいのよ!!!
◎KPTで俯瞰する!
そこで、なおきちさんのYWTのまとめに対して、私はKPTを導入することに。
私の傾向として、YWTだと事実に対して1対1対応で振り返るイメージなので、「俯瞰するぞ!」と思っても、再び森ではなく一本一本の木を観察し始めてしまいそうな予感が……。
それに対してKPTだと・・・
・いろんなトピックスを織り交ぜながら書き出しやすい
・Kは「引き続きそんな感じでよろしく」と(意識は持ち続けるが)一旦横においておける
・TはPをメイン(盛り込みたいKもあればそれも混ぜることはある)に考えることで項目が絞られ抽象化しやすい
もちろん、なおきちさんのようにYWTで上手にできる方もいるので
あくまでも自分の傾向や視点の置き方でかなり個人差が出る部分だと思います。
どちらにしても、思考のフレームはツールなので、
好みや場面に合わせて使いやすい道具を使えばいい!
この振り返り法に変えたことで、あれもこれもやらなくちゃ!という意識から、「今週のこれを来週にこうつなげる」というフォーカスがしやすくなったと感じています。
おしまいに
手帳を使うにあたって、「何が自分にとって一番いい方法か」とフォーマットやら項目やらあれこれ考えを巡らせるのは楽しいし、突き詰めようとしがちですが、MMもYWTも「それがベストだ!」と思って選んだものであり、でもやってみたら「ムムム?」が生まれてきた。
本当に、いろんなことって「やってみなければわからない」ものです。
だから、考え込むのはほどほどにして、とりあえず「仮説」としてやってみる。
やってみてモヤモヤしたら、そのモヤモヤを手掛かりに次の方法へとアップデートすればいい。
「どの包丁使おっかな~♡」とワクワク売り場を眺めていても、ニンジンは一切れも切れませんからね!