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二十四節気~小寒、大寒~


2025年1月の流れ

暦での冬の季節は「立冬(昨年11月7日~)」から「大寒」まで。文字通り一番寒い時期とされています。この1か月をすぎると、季節は春に移ります。

<2025年1月DATA>
・1/5 小寒 (太陽やぎ座15°)、1/20 大寒 (太陽みずがめ座0°)
・1/14 かに座満月、1/29 みずがめ座新月
・数秘1(整理、種まき)の月

数秘でみる1月の流れは、3か月予報をご覧ください。

▪小寒:1/5~19

寒さは厳しい季節となりますが、陰のエネルギーを極めた冬至をすぎ、陽のエネルギーが少しずつ入ってきています。七十二候では、少しずつ陽へ向かっている様子が描かれています。

第67候 1/5~9  芹乃栄(せりすなわちさかう)
第68候 1/10~14 水泉動(しみずあたたかをふくむ)
第69候 1/15~19 雉始雊(きじはじめてなく)

▪大寒:1/20~2/2

冬の季節のラスト期間。春から始まる二十四節気・七十二候も、これが最後の節気・候となります。
七十二候では、厳しい寒さの中でも春の訪れを感じている生物の様子が描かれています。

第70候 1/20~24  款冬華(ふきのはなさく)
第71候 1/25~29 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
第72候 1/30~2/2 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

この期間の体調

年末年始の食生活の乱れと寒さが体の負担になります。
冬の寒い時季、身体は体温を保持するためにエネルギーを蓄えようとします。外側からくる寒さを防ぎ、内側から温める、滋養することが必要です。

①食生活の乱れ

食生活の乱れは、胃腸の不調となります。七草がゆは疲れ体調を整えますが、七草以外にも大根やカブも消化を助けてくれる食材です。

②寒の邪気

外側からくる寒の邪気を予防するには、手首・足首・首を温めるといいと言われています。防寒対策をしっかりして過ごしてみてください。
食材は、気や血を補うなつめがおすすめです。

③冬土用

1/17~2/2 (小寒の終わりごろから大寒まで)が冬の土用期間です。
土用期間は消化器系の不調が出やすいので、(温)野菜や胃に負担が少ない食材を摂ることがおすすめです。

寒い期間は身体は省エネモード。無理して「1日3食」摂る必要はなく、1回の量を減らしてみたり、食事回数を変えてみるのもいいと思います。

冬至から春分までの3か月の流れでも、自分で選ぶことがキーになっているような気がしました。
自分の身体の声をきいて、自分に合う方法を選んですごしていきましょう。

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