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linen_on
不安だから不安だと伝えたかった
・具合が悪いから精神的におかしくなって当たり前?
何ヶ月か前のこと。
過去の私について、母と話したことがあった。
症状が相当悪くなった頃は精神もおかしくなって、結構やばい状態だったね、と。
その時の心境を母に伝えてみた。
気分が異常に落ち込んでいたこと。
イライラしたこと。
特に人に対して、不安や恐怖を感じていたこと。
それに対して、母はこう言った。
「具合も悪いし、治療法もないし、
悪化する一方だし。
普通じゃない心境になって、当然よ」
母の言葉に、一瞬あれ?となる。
理解を示そうとしてくれるのは
嬉しいけれど、この違和感は何なのだろう。
・病気よりも、得体の知れない不安に怯えていた
日記には「得体の知れない不安」
と書いたことがあった。
内側で、何かじりじりと、不安の感情を揺すられている感じ。
当時は本当に、それがどこから来ているのかわからなかった。
ジストニアという表に出ている症状への不安ではなく、もっと奥深くから来るもの。
だから具合が悪ければ、不安になるのも当然と言われると、違和感を感じるのだと思う。
そうだけど、そうじゃないんだよな、と。
・ジストニアは、健康な人が不安を紛らわすために動くのと似ている
今はその不安は、感覚の違和感から来るものだと理解している。
内側の感覚が心地悪くて、心地悪いから不安になっているという感じ。
その心地悪さを紛らわすために、ジストニアの症状が出ているのだと思う。
健康な人も、不安な時はじっとしていられない。
それと似ている。
違うのは、不安の対象が外にあるのか内にあるのかというところ。
一時的なのか、日常的なのかというところ。
・まだジストニアが残っているから書けること
こういうことを書けるのは、今もジストニアが少しは残っているから。
けれど、最近はそれも少しずつ少しずつ小さくなっている。
ジストニアがあるうちにこの感覚を書き留めておきたくて、今日はブログを書いた。
今の私だから、内側に不安を感じている人に寄り添える文章だと思うから。
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