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プロダクト開発における5つの学び!

こんにちは、ジョブホッパー宮崎です。

今回はWebプロダクトの企画開発において、
とても良い学びがありましたので紹介します。


📌私の簡単な自己紹介は下記noteになります!

🚪前段

少し私の仕事の話になります。
私はITベンチャー企業で事業開発や、
プロダクトマネージャーを務めています。

どの様な課題を、どうやって解消するか、
どのようなプロダクトにするか、
どのような仕様や仕組みにするか、
どの優先順位で開発していくか、
どうやってプロダクトを成功させるか、

などなどを、
他社事例やユーザーの利用実績などを基に
プロダクト企画開発をしています。

最近、シリアルアントレプレナーや大手企業で、
プロダクト企画開発を進める上で大切にしていることを
紹介するYouTube動画を見ました。

その動画で学んだ内容を、
今回のnoteでご紹介できればと思います。

📝5つの学び

学び①:圧倒的に成功しているプロダクトをベンチマークする

これは当たり前と言えば、当たり前!

プロダクト開発において、
他社プロダクトをベンチマークすることは重要です。

ただし、
ベンチャー界隈で勢いがあるプロダクトや、
まだまだ大成功していないサービスを
ベンチマークしてしまうのはとても危険です。

なぜなら、
それらのプロダクトも機能やUIUXなど、
試行錯誤しながら模索を続けています。

そのため、
模倣するには不安定な要素が多く、
不要な機能開発をしてしまったりと、
失敗する可能性を高めてしまいます。

一方、市場で一定評価を得ているプロダクトは、
ユーザーニーズを満たすための洗練された
機能やUXを備えています。

まずはこれらのプロダクトを徹底的に分析し、
模倣することが大切だと思いました。

SaaSに限らず、
プロダクトは継続的に進化することが求められます。
終わりなき旅であり、終わりを迎える時は、
そのプロダクトも役目を終える時です。

学び②:差別化は後から

よく、新しいサービスやプロダクト、
新しい市場に参入する時に既に存在する企業や
サービス・プロダクトと「どうやって差別化するか」を
考えがちになります。

ベンチマークする企業と
同等・同品質くらいの機能や仕組みを
構築した後に差別化を行うのがポイントです。

そうしないと、
差別化ばかりが進んでしまい、
誰が使うんねん!と言った
ニッチ過ぎるニッチになってしまう
恐れがあるからです。

なので、
まずはベンチマークする企業の
プロダクトと同等・同品質な機能や仕組みを作り込み、
そこから、他社との差別化を図るのが大事。

学び③:既存市場に革新性を加える

完全に新しい市場を生み出すのは難しく、
既存市場に革新性を取り入れることが
成功への近道となります。

例えば、

  • 海外ではコーヒー業界やピザ業界のベンチャー企業が登場しており、新しいビジネスモデルやアイデア、体験、技術を組み合わせてユニコーン企業候補になりつつあります

  • ユニクロは洋服業界という既存市場で、革新性を持った商品と販売戦略で成功を収めている

公式:BLUE BOTTLE COFFEE

こうした事例からも分かるように、
すでに存在する市場に新しいアイデアや
テクノロジーを活用していくのが重要です。

そうしないと、対象マーケットが狭まってしまったり、
顧客やユーザー、課題が少ないマーケットに対して、
誤ってプロダクト展開をしてしまう可能性があります。

学び④:ターゲットを絞り込む

サービスを開始する際に、
最初から全年齢を対象にしようとすると、
サービスの特長がぼやけ、魅力が伝わりにくくなります。

最初は特定のターゲット層に向けて展開し、
その成功を基に徐々に広げていく方が効果的です。

例えば、学生をターゲットにする場合、

  • 学生の間で流行すると、社会人や中高年層が「取り残されないようについていこう」となる

  • 数年後にはその学生たちが可処分所得の増えた社会人となり、サービスの継続利用が期待できる

といったメリットがあります。
うん、確かにこれは上手いなーと!

そして、ターゲット層を明確にすることで、
サービスの色を出しやすくなり、
マーケティングもその他リソースも集中しやすくなり、
訴求力も高まります。

学び⑤:ユーザーアンケートは過信しない

新規プロダクトを企画開発する際に、
ユーザーアンケートを実施することがあります。

「このサービスを利用したいと思いますか?」
といった質問は役に立たないこともあります。

例えば、
PayPaがリリース前にユーザーインタビューを行った際、
99%の人が「利用しない」と回答した様です。

ただ、みなさんご存知の通り現在、
PayPayはいまや6,500万人が利用する
とてもメジャーなプロダクト・サービスになりました。

引用:PayPay社

PayPayが存在せず、QR決済自体が登場し始めたタイミングでは、
多くの人がQR決済を利用をしたことはありません。

この事例からも分かるように、
人間は自分が利用していない、知らない物やサービスは、
「どんな価値があるのか、便利なのか」が分からないので、
利用まで一定のハードルがあります。

PayPayの場合、
100億円山分けと言った大規模なキャンペーンを実施し、
多くのユーザーにPayPayを利用してもらい、
PayPayの便利さに気づいてもらい急速に普及しました。

ユーザー自身もまだ利用したことのない
サービスやプロダクトの価値を正確に
判断できるとは限りません。

そのため、アンケートの結果だけに頼らず、
まずは実際に使ってもらい、その便利さを体験してもらう
ことの大切さを学びました。

✍️編集後記

日々の仕事をしていると、
上記の様な観点が抜けてしまうことがあります。

自分の学びメモ的な意味合いも含め、
今回はnote書いてみました。

番外編

「スタバ横戦略」という考え方・戦略も学びでした。
スタバとはスターバックスコーヒーのことです。

スターバックスコーヒーは、新しい店舗を出店する際に
候補エリアの調査を徹底的に行います。
※これはスタバに限らずだと思います。

スターバックスコーヒーが出店したエリアは、
スターバックスコーヒーがコーヒーが売れる、
自社ユーザーが付くと考えて出店します。

つまり、お客さんが入りやすいエリアです。
そのお客さんが入りやすいエリアの横や近くに
コーヒー屋さんを出店すると、お客さんが入る
可能性がある、という話です。

もちろん、自社商品やサービス、ブランド、
体験が良くないとお客さんはお店に入ったり、
商品・サービスを買ってはくれません。

なので、後は商品やサービス、ブランド、
体験を磨きましょう、という考え方です。
確かに、これも一理あるなーと思いました。

以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇!

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