「効果的なニンジン」ってなんだろうなって思った話。

9歳の息子のそれまでのリフティング最高記録は、

41回でした。

リフティング100回達成で
お気に入りサッカーチームの
ユニフォーム(1万5000円くらいします)を買ってあげる。

と、かれこれ3年ほど
「ニンジン」をぶら下げているのですが

それほど興味がわかないのが現実でした。

先日、
友達とリフティングの回数で競い合った際に、
リフティング自己最高記録
46回を達成したと報告がありました。

そこで、
50回を目指して頑張ってみてはどうだ？

と、息子をその気にさせたつもりですが
あまり乗り気ではなかったようです。

この休みに、
今興味を持っている
コミック「鬼滅の刃」(440円)を10巻まで
持っているのですが、つづきの11巻を読みたいのに、
おこずかいまでは少し日がある。

息子から「鬼滅の刃 11巻」を買ってほしいという
おねだりがありました。

もしも、私の目の前で
リフティング50回を達成できたら
「鬼滅の刃 11巻」を買ってあげよう。
しかし、今日限定の特別ルールだよ。

と、約束をしました。

それから、すぐに駐車場に行き1時間ほど
息子のリフティングを見せられましたが
最高でも40回程度で、50回には程遠い感じでした。

だんだん、ダレるというか、
やる気がなんとなく感じられなくなってきたので
「あと3回のチャレンジで終了をする」
と、告げました。

その宣告が良かったのか、
その後2回目のチャレンジで

ナント！！60回連続の
リフティング記録を達成しました！！

あまりのことで私も驚き
すぐに、息子と書店に向かいました。

目標は、
高すぎず、
期間を決めてしまい
本日限りの限定的なルールで
しかも本番を設定し
緊張感を持って
超えられる少し高い目標に
トライさせる。
しかも、息子が本当に欲する
目標にする。

これが
息子にとって「効果的なニンジン」
だったようです。

なんか、色々と考えさせられた
休日のリフティングチャレンジでした。

なんしか、カッコいい大人になろう。

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