この2年半のコロナで、色々と「価値観」が揺らぎましたね。

先日、仕入先の営業さんと商談している時に

コロナも落ち着いてきたので
また、歓迎会とか社員旅行とか、
社内の行事も復活しそうですね。

なんてことを話した時に、

僕、実はコロナ禍で入社したので
社内の飲み会も、社員旅行も知らないんですよ。
先輩の話でしか知らないんです。

おお、コロナ入社世代！！

そうなんです、
よく考えると
私の会社にも
コロナ禍に入社した若手社員が
数名います。
そして、
まだマスクを外した顔をZOOM以外で
見る機会がありません。

実際、
歓迎会とか社員旅行とかが
復活するとなるとどうなるんだろうな。
考えると、少し今までのようには
開催できないようにも思いますね。

元々、若い世代には
行きたくないという感情は
多少なりともあったけれど、
このコロナという
期間を経て、
行きたい上司VS行きたくない若手
みたいな溝がますます深まると思います。

集まって飲むなんて
無駄な時間だと
私ですら思うように
なりましたからね。

そして、
「職」に関しても意識が変わってきたようにも思います。
長年勤めていた会社を辞めるとなると
以前は、面接でもかなり不利になる印象がありましたが
コロナ禍で、コロナで色々ありまして
とコロナを理由にすれば、
大変ですねとコロナ前よりは致し方ない感じはします。
事実私の上司も、コロナ禍で転職しましたからね。

コロナのせいで「やってはいけない」「中止のためできない」
そんな経験があったから
やれるうちにやっておこうって
気持ちにもなりますね。
また、できなくなるかもしれないと思うと
前まであった「また、いつでもできる」って
気持ちは、あまりなくなりましたね。
「できるうちにやっておこう」みたいな気持ちが生まれましたね。

そして、不要不急の外出をしなくなりましたね。
無駄な外出・ぶらり歩きみたいなことは
本当にしなくなりました。
様々な予定に対して最低限で最短ルートで
移動するようになりました。
なんか、無駄がないってのも
それはそれで、すこし寂しい気はします。

だから、不要不急とかこつけて
嫌いな歯医者も行かなくなりました。
そのせいで最近歯が痛いような気がしてきて
遂にコロナが弱まったことで
再び歯医者に行く必要も出てきました。
これは、コロナを言い訳にして後回しにしていた私が悪いのですが。

家庭を顧みるようになった。
子育てや家族のことを、「仕事」と言い訳をして
いかに今まで逃げていたことかと気が付きました。
仕事とプライベートのバランスをとることを考えるようになりました。
仕事に対する価値観が変わった。
家庭の重要さを意識するようになった。
そんな実感があります。

意識して、運動するようになった。
どうしても、外に出ることができないため
ストレスの発散方法がどうしても
食べること・飲むことに向かいがちになります。
そのことで、痩せるため・体力づくりのため
ランニングをするようになりました。
Nintendo Swichiの「Fit Boxing」もやってます。
これも、私にとってコロナの思わぬ副産物です。

人間関係の整理にとても良い時期だった。
取引先との飲み会やゴルフ。町内のイベントに、
親戚の法事までありとあらゆる人付き合いが
見直されました。
これって、惰性の付き合いを見直すには
とてもいい機会だったと思います。
あの頃の付き合いをすべて戻すとなると少しゾッとします。

この2年半のコロナ禍で
私も様々な価値観が揺らぎました。

今の新しくなった価値観に変化したところに
ついに、コロナ禍が明けていくのかもしれません。

コロナで 「できない、できない」と騒いでいたが
コロナによって 「しなくていい しなくていい」
と守られていた部分も正直ありますね。

正直、動き出すことは楽しみですが
動き出すことに少し不安もありますね。

なんしか、カッコいい大人になろう。

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