【仮説】世界の美しさに気づく方法。
世界は、きっと美しい。
それに、気づく人、
それを、スルーする人がいる。
同じものを見ても、
美しいと感じる人と、
気づくことができない人がいる。
この差は、何だろう。
同じことを経験しても、
経験になって良かったと思える人と、
時間の浪費だと思う人がいる。
この差は、何だろう。
これには、心の持ちようがあると思うのです。
使い古された言葉で表現するなら
「感謝」なのだと思うのですが、
この感謝の気持ちというのは、
簡単に口にすることはできるものの、
その真意を理解するというのは
とても、難しいように思います。
今まで、私が生きてきた中で
世界を美しいと思えた(という感覚に最も近い)、
感謝の気持ちを持ち世界を見た経験を思い返すと
「入院していた病院からの退院時」
「海外旅行から帰宅時」
などにこういった気持ちに近いものを感じました。
不自由からの解放。
この解放時の気持ちを持ち続けることができれば
感謝の心と、
この世界の美しさに気づくことが
できるのではないかと思うわけです。
不自由の最たる物と言えば「死」です。
その死を開放させるのもといえば「生」だと思うのです。
実際に、死ぬことはできませんが、
想像することはできると思うのです。
そうした、「死」の想像から
「生」を感じることで人は
「感謝」の気持ちを味わうことが
できるのではないかと思うわけです。
つまり、
「これが最後かもしれない」
という気持ちを持って普段の生活をし、
経験をする。
あと何十年も同じことの繰り返しなのかと考えるのか
あと何回これができるのだろうと考えるかによって
生き方も変わるのだと思います。
「これが最後かもしれない」
この心の持ちようが
世界の美しさに気づく方法であり、
人生が美しいものだと気づく方法なのだと思うわけです。
なんしか、カッコいい大人になろう。
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