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「貫く」それだけ。ビビッて、迷っても「貫け」。それが正解ですよね!忌野清志郎さん!!

「素晴らしすぎて発売できません」

1988年6月22日付の全国紙に奇妙な広告が載った。

3.11の世界を見る前に2009年5月に逝った
忌野清志郎さん率いるRCサクセションの
アルバム「COVERS」の発売中止騒動での新聞広告だった。

「ふざけんな、核などいらねえ」

「放射能はいらねえ、牛乳を飲みてぇ」

「それでもテレビは言っている。それでも日本の原発は安全です。
さっぱりわかんねぇ、根拠がねえ。」

テレビが流す原子力安全神話や
原発が増え続ける日本列島への警鐘を鳴らしたアルバムだった。

当時、忌野清志郎さんの所属していたのは、東芝EMI。

そう、東芝の子会社だ。
東芝と言えば原子炉の納入会社
(ちなみに福島第一原発の2号機と3号機は東芝が納入)

揉めるのは至極当然のこと。

結局、
RCサクセション側の意向により
東芝EMIは「素晴らしすぎて発売できません」
という奇妙な新聞広告を出すことになった。

当初の発売予定は8月6日、広島の平和記念日だった。
急遽、古巣キテイレコードから発売になったのは
8月15日、終戦記念日だった。

奇しくも「COVERS」は、
彼らにとって初めてのアルバムチャート1位となった。

「COVERS」の発売中止騒動を受けて、
清志郎とよく似たZERRYという人物が「ザ・タイマーズ」を結成。

このにぎやかなバンドのアルバムを私も当時購入した。
その当時はどんな経緯があったかなんて知る由もない中学生だった。
しかし何らかのパワーを感じて購入したのだろう。

「タイマーズのテーマ」の歌詞には「Timerを持ってる」と書かれ
テレビで「大麻を持ってる」と唄っているのである。

そんなことは知る由もない中学生であった。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」 の日本語カバーは
本当に名曲だと思って聞いていたのだった。

FM東京を○○○○野郎などと
生放送で放送禁止用語で罵倒し、
有名にもなっていた。

反原発を歌ったらだめなら
原発賛成を唄う「原発音頭」を発表。
なんという皮肉なんでしょう。

さあさ 皆さん聞いとくれ  
原発賛成音頭だよ
これなら問題ないだろう 
みんな大好き原子力

これぞ、ロック魂。


反骨パンク精神。


このnoteの記事は、
原発反対とか、賛成とか
そんなヒステリックな話じゃなくて、

自分の信念はブレずに貫こうって、
自分が心が折れそうになった時、
「ブレるな!」って思い出すために
すぐに周りばかり気にしてしまう自分自身に
この記事を、捧ぐために書いたのです。

「貫く」それだけ。ビビッて、迷っても「貫け」。
それが正解ですよね!忌野清志郎さん!!

って確認をするために書いたのです。

彼の言葉には、いつも励まされる。

いいかい、気をつけろよ。だまされんなよ。
腐った奴らが増えているんだ。
自分を見失わないで欲しいんだ。

忌野 清志郎

希望を捨てない方がいい。
俺はサイコーなんだって信じるんだ。
既成の概念なんか疑ってかかった方がいい。
「なんでなんだ?」っていつも子供みたいに感じていたいぜ。

忌野 清志郎

大人になると人生がつまんなくなっちゃうって思ってる方が、
若者の中にもすごく多いと思うんですけど、
そんなことはないです。

忌野 清志郎

愛しあってるかい?

忌野 清志郎

○○○○野郎は、ダメです(笑)

原発反対を唄う

原発反対がダメなら原発賛成を唄えば問題ないだろうという皮肉(笑)

3.11の世界を見る前に2009年5月に逝った忌野清志郎さん
正しかったのはどっちだったのか。
それは、時代が証明することになったのです。

なんしかカッコいい大人になろう。

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