息子とサッカーの朝練習をしながらした大切な「因数分解」の話。
私は、毎週土・日の朝8時。
息子とサッカーの朝練をしています。
時間は約1時間。
最初の40分は、
「基本のパス」のみ
これが最も重要な基礎技術
「止めて蹴る」の練習に
なっています。
その後は、
息子が一人ではできない基礎練習をして、
脱力するための練習を少しします。
なぜなら、私は
「基礎練習」が
とても大切だと思っていること。
技術や戦術は、
所属チームやスクールで学べばいいと
考えているためです。
それと、
私がサッカー未経験者であり
基礎練習以外教えられない
というのもあります。
ただし、
「止めて蹴る」の基本のパスに関して、
右足だけに限っては
サッカー素人のおっさんでは
考えられないくらいの技術があると
思っています。
もうかれこれこの練習だけを
2年以上しているからです。
しかも、練習に加え
研究も熱心です。
右足だけですが、
かなり「ピタッ」と
止められる自信があります。
これには、
息子がU11の時に、
一緒に見た
U18の選手の
ピタッと止める練習を
生で見て度肝を抜かれ、
必死に研究を重ねました。
最初は、
強く早いボールでは
ピタッと止めることはできない
と思い込んでいたところに、
強烈なスピードボールを
ピタッと止めるU18の選手を目の前で見て、
考え方を根本から変えました。
今までの「重いカーテンのイメージ」とは別で、
早いボールには「軽く、はじく」を加え
ずいぶんピタッと止めることが
できるようになりました。
そして、
きちんとまっすぐパスを出せます。
新小学6年生には十分なスピードです。
しかも、ちゃんと「縦回転パス」です。
横回転ではありません。
地域選抜に所属する息子が、
右足の「止めて蹴る」だけなら
地域選抜レベル(ただし小学生w)
と比べて遜色ない。
と言うので
止めて蹴る基本のパスに関して(ただし右足のみ)は、
そこそこのレベルにまで伸びたと思います。
それには、
サッカード素人だからこその
思い込みのない「素人目線」と
「研究熱心さ」。
あとは、「因数分解」の技術が
大きな要因となっています。
(そして、基本パス+右のみという
選択と集中もありますね)
ある日、
息子が聞いてきました。
「何でパパは、
そんな縦回転パスできるようになったん?」
それは、
息子が先日
一つ上の選抜クラスとの合同キャンプに
2日間参加させていただいた際に、
2日間ずっと練習を見学しました。
地域選抜レベルと、
もう一つ上の選抜クラスの
「差は何か?」をひたすら見て
素人ながら因数分解をしていました。
その中でも、
私が因数分解して
息子に教えられるものと言えば
だと思い、
これ1つに絞り
地域選抜レベルとの違いを研究しました。
2日間ただひたすら。
まず
「ボールが縦回転パス」であること。
だからスピードも早く、
受ける側も受けやすいボールになる。
その縦回転パスを出すためには、
蹴る時に軸足をしっかり踏み込んでいる。
しっかり踏み込むためには、
パスの時は、
パスを蹴ることに集中しているのではないか。
つまり、「ながら作業」ではない、
一瞬だけど
その時は完全にパスに集中している。
これが、私の2日間の研究結果 得た結論だった。
これを意識して、
再現できるように
朝練でひたすら「基本のパス」を
練習していました。
だから、
息子も気づいたのだと思います。
パパは、
うまい選手を見て研究をして
「因数分解」したんだ。
だから、
縦回転パスできるようになった。
何でも、「すごい」の一言で片付けるなよ。
どうやったら自分もできるか「因数分解」して考えろよ。
そんなことを話せた、朝練でした。
サッカーだけの話じゃない、
人生も同じだよ。
また、そんな話ができるときがくるといいな。
なんしかカッコいい大人になろう。
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