ひょっとすると、人生は「1枚の写真」を撮るためにあるのかもしれない。
私の祖母が
入院した時
病院のベットには、
正月に撮った1枚の写真が
飾られていました。
正月に、
孫、ひ孫まで親戚一同総勢約20名が
祖母を囲んで撮った集合写真でした。
いい写真でした。
時々、看護婦さんともその写真を
見ながら会話をしていたそうです。
祖母の人生にも色々あったと聞いていますが
結局のところ
他の人が見た時に何かを伝えるのに
この1枚の写真が、
多弁に語り出すのです。
そして、その夏
祖母は天国へと旅立ちました。
その集合写真を、
棺に入れたのを覚えています。
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先日、私の両親と山に登りました。
兄弟とその家族総勢14名でした。
山頂で記念写真を撮りました。
登れないかもしれないと言っていた母が
無事に登頂出来て
思った以上にハッスルしていました。
後日、山頂で撮った集合写真を母に見せました。
私が思うよりも、かなり喜びようでした。
↑ 山登りをなぜしたかはこの話です ↑
ひょっとすると
1枚の写真を撮るために
人生はあるのかもしれないな。
と思いました。
なんしか、かっこいい大人になろう。
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