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フォロワーが10,000人になったら。。。
今のところ全く視界にないフォロワー10,000人。
私にとって夢のような数字で、実現までの道のりは極めて遠い。ゆえに、とんだ条件を飲んでしまった。
先日、約1年ぶりに記者時代の友人何人かと会食した。皆男性で、元同業のマスコミ関係者か取材先。私が記者をしていた時から、腹を割って話せる気心知れた関係だ。
当然それぞれの近況報告をする。
「最近、ブログ始めたの、結構読んでもらってて..」と切り出した。
えぇー本当?と一斉に同じ反応がくる。
「え、ひょっとしてnote?」と管轄入れずに言い当てられ、「違う」――思わず否定する。
「え、じゃあ、何?」――それは言えない。
「えー、教えてよ、そこまで言ったんだったら」――まだ始めたばかりだし。
「ハンドルネームは?」「どんな内容?まさか恋バナ?」と矢継ぎ早に質問される。
すべてノーコメント。
完全に質疑応答の場になってしまった。
確かに、私でもそこまで聞いたら、知りたくなるだろう。
そもそも私の記事に機密情報は皆無だ。
この場に(今の)会社の人間はいないし、身内みたいな関係だから、特段隠すことでもないか、と一瞬迷った。
「私」中心の話なので、私に関心がなければニュース性はゼロだ。それでも、記者は基本うわさ話が大好きだ。
「以前、〇〇で記者だったATFが今noteで…」なんて伝達されたら、自分の会社の人にも巡りに巡って知れ渡るのは時間の問題かもしれない。
ここで打ち明けても、"一定数のフォロワーがいて記事を読んでもらっている"というちょっとした自尊心を満たす以外、私にとって得することは何もない。しかも、失恋話がここでブローのように効いてきて、かなり恥ずかしい(それでも、noteの起点になっている話なので、削除したくない)。
質問攻撃はいつまでも続く。
「教えないんだったら、絶対こっちで見つけるからね、その時は情報を拡散するよ」と子供じみた脅し文句も入る。
「わかった、フォロワーが10,000人達成したら、絶対に教える」と答えてしまった。
心の底で、10,000人なんていくわけない、と思ってのことだ。
奇跡的にたどり着いても何年かはかかるだろう。
それとも、絶対にありえない100,000人にしておけばよかったかな、なんて思ったりもする。
記者の性とはいえ、おしゃべりな自分を呪いたくなった、笑。