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otomuraneon
“音”から見えてきた現実
先日スマホを眺めていたら、周囲を不快にさせる音によるハラスメント、いわゆる”音ハラ”に悩むひとが増えているとのニュースを見つけた。
私は音に敏感だ。大きなくしゃみや鼻をすする音。麺をズルズルすする音―かなりキツイ。
自分はというと、くしゃみを極力我慢し、鼻をすする前に鼻をかみ、麺はすすらずにかみ切る。
ニュースにある”音ハラ”の実例だと、大きなタイピング音、指で机をたたく、咳払い、独り言・鼻歌などが挙げられていた。
ニュースのコメント欄をみると、「なんでもハラスメントにするな」とか「耳栓して生活しろ」とか、私のような”被害者”に対し、厳しい意見も多かった。
おっしゃる通りだ。
自分でも、好きで音が気になるわけではない。ただ、くしゃみでも何でも、飛沫を視覚化してしまい、気分が悪くなってしまうのだから仕方ない。
私みたいな人はどの位いるのだろう。
いつか大きな災害に見舞われたとき、避難所生活を強いられた場合、私は真っ先にダウンすると思う、と友人に言うと、「いや、ATFちゃんはしぶといから、最後まで生き延びるでしょ」とからかわれる。
こんなに神経が細かいと疲れてしまう…
考えてみると、ちょっとしたことでも気になってしまうHSP気質がゆえに、職場でもかなりストレスをためている。
「え、なんでこうなるわけ」「あー、だからこうなったのか」とか、ぶつくさ言いながら、ハッと気づく。
私も”音ハラ”してました。