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記事のメニューの栄養バランス
今回で26日目の連続投稿になる。記事のストックや材料もゼロの状態なので、30日間頑張れれば万々歳だ。
このような綱渡り状態でも、記事を投稿する上で、自分なりに考えていることがある。
記事のメニュー(テーマ)に偏りがでないかどうかということだ。
曜日別にトピックを決めて記事を書かれているクリエイターさんもいらっしゃる。
一方、幅広い分野での知見やこれっといった専門分野を持たずに、自身の感情に任せて言葉を綴っている私のようなクリエイターにとっては、noterの皆さんに読んでもらえるか、どう受け止められるか、共感してもらえるか、といったところが重要になってくる。
今のところ、66本の記事を投稿していて、途中リトリート体験や自分の記者時代のエピソードも盛り込んだりしているものの、圧倒的に自分語りが多い。
私が毎日、閉塞感、失恋、自分との対話と話を続けたら、フォロワーの皆さんもさすがにどんよりするのではないか。自分自身も書いていて、気持ちが滅入りそうだ、笑。
そういうわけで、自分との対話が一巡したら、少し軽めのタッチで、noterの皆さんに飽きられないように私なりにテーマのバリエーションは考えている。
もう一つ気をつけているのは、
他のクリエイターさんとテーマがバッティングしないこと。
テーマが同じだからといって内容は異なるのであまり気にしないようにはしているが、やはり同じトピックは避けたい。
一日のうちで、ふとした時に、「今日か明日はこれを書こうかな」とアイディアが出てくる瞬間がある。その後、他のnoterさんも同じテーマで記事を書いていないか、キーワードを検索するようにしている。直近3カ月以内で記事が出ている場合はそのテーマはいったん保留にし、それ以上前の話であれば、テーマが被っていても書く。
そして、自分の過去記事とスキの数を照らし合わせながら、どのテーマが読まれているか、共感されているか、など自分なりの分析もしてみる。このネタは読者にあまり刺さらなかった、と渾身の力を込めて書いた記事に対するPVやスキの少なさに、ガッカリすることもあるけれど、勉強させていただいている。
基本は、自分が書きたいことを書く、という思いは変わらない。
それでも、うろ覚えではあるが、米3大TV局の一つNBCで長年夜のニュースキャスターを務めていたトム・ブロコウ(Tom Brokaw)氏が何かのインタビューでこう述べていたことを思い出す。
視聴者には、偏ったテーマではなく、栄養バランスの如く、バランスを意識してニュースを提供するようにしている。
政治、経済、国際情勢を伝えながらも、楽しくなるようなソフトな話題も織り交ぜ、視聴者に栄養バランスをとってもらうことで、そこから学びや気づきを得てもらうのが大事、といった内容だったと思う。
私はニュースキャスターでもないし、ブロコウ氏の視点からモノをみること自体おこがましいのだが、やはり、読んでくださる方がいる以上、「(時間を費やしても)読んでよかった」と思ってもらいたいので、そういう意識は持っていたい。
そして、記事に共感していただき、少しでも、「こんなことあるね」とくすっと笑ってもらえれば、この上ない喜びだ。
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