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限りある人生だから…

先日りょーやんさんの記事で、「退化しない生き物」がこの世の中には存在するということを知った。 

記事は生き物の死に様、そして生を全うすることについて考えさせられる内容だった。

同時に、「退化しない生き物」ってどんな気持ちだろう、なんだか可哀そうだな、とまた自分の世界に入り込んでしまった、笑。

<もし自分が、いや、人間が永遠に生きられるとしたら、それは幸せなことなのだろうか> 

このテーマは本や映画でも昔から取り上げられている。
 
もちろん「永遠」なんて存在しないことはわかっている。

それでも、永遠に生きていたいかどうか、あえて投げかけてみる。

答えは、ノーだ。おそらく同じ思いの人は少なくないだろう。

私の場合はあまり心が元気じゃないから、人生は苦行だと思っているから、そんなことが言えるのかな?と考え直してみる。

うーん、やっぱりノーかな。

仮に、魔法の力で、永遠の若さを勝ち得たとしても、そして愛する人と共に生きられたとしても、答えは変わらないだろう

そうこう考えていると、あの有名なスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)のスピーチが頭のなかで、流れてくる。 

No one wants to die. Even people who want to go to heaven don't want to die to get there. And yet death is the destination we all share. No one has ever escaped it. And that is as it should be, because Death is very likely the single best invention of Life. It is Life's change agent. It clears out the old to make way for the new…. (2005年スタンフォード大学での卒業式スピーチを抜粋)

【誰も死にたくない。天国に行きたいと思う人でさえ、そこにたどり着くために死にたいとは思わないでしょう。それでも、死は我々全員の最終地です。死から逃れた人は今まで一人もいません。そうあるべきなのです。だって死は生における最高の創造物なのですから。それは、生を進化させるエージェントのようなもので、古いものを取り去り、新しいものへの道を作るんです】 

以前、記事でも取り上げたけど、やはりこれは語り継がれる名スピーチだ。
 
限られた人生において、一瞬一瞬を生きるからこそ、人は輝けるのかもしれない。
 
やっと、現実に戻ったところで、自分との対話も今日はここで終わりにしよう、笑。 

https://x.com/ATF_TOKYO

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