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ひとりぼっちのイスタンブールその4

4回に分けてお届けする旅行記「ひとりぼっちのイスタンブール」も今回が最後になりました。短期間の滞在でしたが、今になってあの時みたものや出会った人は今頃どうなっているんだろうと思いつつ、トルコの国のなりたちや、民族について調べてみました!

番組はこちらからどうぞ!


この番組は、話し手であるジェラが、
日々思ったことや感じたことを喋る番組です。(といいつつ、日々の愚痴や心の叫びなんかも思わずいってしまったり…)今回もだいたい30分くらいできけますので、在宅勤務のお供にどうぞ!

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今回はトルコ建国とクルド人についてのお話。

そもそもトルコは正式名称「トルコ共和国」
ギリシャ、ブルガリア、ジョージア、アルメニア、イラン、イラク、シリアに国境を接した国です。

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(↑イスタンブールは地図上の北西にあります!)

1299年にオスマン帝国が成立し勢力が急拡大、5500万平方キロメートルにもおよぶ大帝国を後に築きあげました。(その広さなんと日本の14倍!!)しかし、1922年に第一次世界大戦の敗北をきっかけにオスマン帝国は滅亡してしまいました。
その後、1923年にトルコ共和国ができ、来年2023年は建国100周年を迎えます。

さて、陸続きの国が敗戦により国境が変わると大抵おこるのが民族問題。
当時オスマン帝国内にあったクルディスタン地域とそこに分布するクルド人らはセーブル条約によって独立が保証されていたにもかかわらず、トルコ共和国の成立時にその条約が無効となってしまい、国をもたない最大の民族とも言われております。

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地図上で赤くマークしたところがクルディスタン地域と呼ばれているエリアです。各国の国境の山岳地帯にそってかなり広く分布しているのがわかります。


今回は、オスマン帝国が滅亡して、トルコ共和国が成立した一連の出来事をお話ししながら、クルド人については話してみました。蕨のお祭りもいつか行ってみたいなあ・・・!

最後までお聞きくださりましてありがとうございました!
イスタンブール編は今回をもって最終回です。
様々な切り口から10年前の旅行を思い返したこの企画も、旅行ではしることもなかったような視点・観点から振り返ってみて予想以上の発見がありました。国内外で行った場所のお話はもっともっとしていきたいと思っております。(リクエストお待ちしております・・・!)

次回の更新をお楽しみに!

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