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「月末決済と我が家の収入は」

 今は月末決済の日である。
 
 今日は、日曜日なので明日からの引き落としで足らない分はどこからどうお金を持ってきて、どこにあてたらよいかの算段である。
 
 今月は何とかなるだろう。年内持つかは分からない。
 
 単純計算すると、住宅ローンとその他の銀行への返済、クレジットカード払いで収入の半分以上である。
 
 数字が大きいとしかいいようがない。
 
 これを解決するには、いくつかの方法がある。
 ①自己破産をしすべてを失い生活保護受給者になる方法。
 ②収入を増やす方法。
 ③さらに、検索・節約をする方法。
 ④素人の頭ではわからないので公認会計士やファイナンシャルプランナーなどのプロにお願いし生計を立て直す方法である。
 
 妻は生活保護受給者だけは嫌だそうだ。理由は、お風呂券をもらって大衆浴場へ行くことができないこと、さらに、六畳一間だけの狭い一室で寝起きし、そこで食事をし、テレビを観られないからだそうだ。
 わたしは、そうなったら毎日お弁当をもって図書館へ行こうと思う。

 ②であるが、今以上に働き収入が増えれば助かるのは事実だ。
 ここで妻がまた馬鹿なことを言う。
 「わたしが、日払いでチラシ撒きへ行ってきましょうか?」と。
 その気持ちは嬉しいが、日払いで6000円いかないだろう。妻のことだから、「チラシ撒きって疲れるわね、ちょっとスタバでお茶を飲んで」ということは十分にありうる。また、チラシ撒きの最中に、お昼だからと言ってレストランに入り大好きなビーフシチューを食べるかもしれない。
 6000円から交通費を引き、スタバ代、ビーフシチュー代を引くと、2000円
残るか残らないかである。
 わたしは、左足が悪いので清掃などは無理だ。
 小説ではなくライターとして働いても高々しれている。
 後50万円以上増えるとすごく生活が楽になる。
 税金や保険料は高額だ。
 
 ③さらなる倹約・節約はできる。しかし、毎日、業務用のシャケを焼きそれだけが夕飯だと人生の楽しみ、生きている楽しみが半減する。
 朝は、業務用のインスタントコーヒーで、お昼はすうどん、夕食はシャケという具合だ。580円のコンビーフの缶詰を買い妻にきつく叱られ、220円のコンビーフの缶詰にしたぐらいだ。
 
 ④専門家にお願いすると何が変わるのだろうか?
  入ってくるお金は決まっている。
  専門家にまた費用を支払わなくてはいけない。

 弟が医師であることは前書いた。クリニックの開業に2億円近いお金を借金し返済しながらクリニックをやっている。彼の場合は、やはり、月々の返済額が高く、雇った看護師の給与がやっとだったそうだ。それで公認会計士に相談したら、何から何まで強引に経費で落とした方が良い、日々の食事は入院患者がいることにして落とした方が良いと言われたそうだ。一時は、さすが、と思ったそうだが、その公認会計士の月々の費用がすごく高額で支払いが遅れたら、縁を切られたそうだ。すごくドライな人であった。

 今月中に決めよう。
 急いで決めると良いことがない。
 当分は支払えるのだから、その間に良い案が出ればよい。
 


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