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「小説が書けない理由は、ロランバルト」
ロラン・バルトについて詳しい方は大勢いらっしゃるので、ロラン・バルトに関するエピソードを書いて置く。
バルト、ソレルス、クリステヴァは仲が良かった。
よくサンジェルマン辺りのカフェで話し合ったらしい。
ソレルスは、バイセクショワルと聞くが、バルトと関係があったのか分からない。
バルトは、ソレルスに、自分は小説を書きたい、しかし、根っからウソをつくことができないんだ、小説を書かないのではなくて、書けないんだ、と言っていたそうだ。
バルトが、ミッテラン大統領に昼食会に呼ばれた。その帰路、クリーニングの車にはねられ、それが原因で死去した。
彼の書斎のデスクには、タイプライターがあり、昼食会に出かける前まで書いていたと思われる小説が、タイプに残っていたそうだ。
読んでみたい。
どんなことを書いていたのだろう。