「死と生と思い出すこと」
精神科医から聞いたことだが、歳を取ると睡眠時間が短くなるそうだ。そして、夢とかで若い頃を見たり感じたりするそうである。
老人と言われる年齢になった。コンビニの定員に一人でできますかと、もっと高年齢者に言われるようなことを言われる。
若い時は、朝もっと眠りたいと思ったが、今は、朝の4時や5時に目が覚めてしまう。
夢は、幼児期であったり、弟と遊んでいたり、亡くなった両親の夢をよく見る。両親が、生きているうちに「おとうさん、おかあさん」と尽くし、また、甘えておけばよかったと見る夢は教えてくれる。
もう、孫が小学生になっていてもおかしくない年齢だ。
生きる残り時間は、絶対的に少ない。あとわずかというところである。
死のことは、病院に入院し、主治医にもう治りませんね、と言われた時に考えたい。きっと、その時、生きよう、生きたいとは思わないであろう。体が衰弱するとともに、あの世へ行って楽になりたいと願うのではないだろうか。妻は、わたしより年上である。しかし、死ぬ準備と称して断捨離をしては、あれを捨てたから買わせて頂きますだ、最初から無理な断捨離などしない方がいいのにと思う。病院に入院しがちになり、なかなか自宅に戻れなくなってからで遅くはないのである。