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色彩心理学を学ぶ前に色彩生理学を学ぶ

色彩をビジネスに活用し、業績アップを狙うなら、
色彩心理学よりも色彩生理学を先に学ぶことをお薦めします!

その理由は、
色彩の基本的なメカニズムと人間の身体が色にどのように反応するかを理解することが、色が心にどのように影響を与えるか(色彩心理学)を理解するための基礎となるからです。

理由1: 生理的反応が基盤
色彩生理学は人間の視覚システムや脳が色をどのように受け取り、処理するかを研究します。例えば、目の中の錐体細胞が特定の波長の光を感知し、それが脳に送られることで色が認識されます。このような基礎的な理解があることで、心理学的な反応(感情や行動に対する影響)の前提条件が明確になります。


理由2: 普遍的な反応を理解するため
生理学的な反応は、全ての人間に共通していることが多いため、色が生理的にどのように作用するかを知ることは、後の心理的影響の理解を深めます。例えば、赤色が物理的に目を刺激しやすく、心拍数が上昇することが多いことを知っておくと、なぜ赤が「興奮」や「警戒心」と結びつくのかが心理学的に理解しやすくなります。


理由3: 色彩心理学の影響要因の理解
色彩心理学は、人の文化や経験、個人的な感情など、個別的な要因が色の効果に影響を与えることを強調しています。しかし、これらは色彩生理学に基づいた共通の生理的反応の上に成り立っています。まずは生理学を学び、その上で心理学的要素を重ねることで、より総合的に色の効果を理解できます。



理由4: 応用範囲の広さ
色彩生理学は、医学やデザイン、照明、建築など、多岐にわたる分野での応用が可能です。これにより、色彩が持つ生理的影響を活かしながら、色彩心理学を応用した戦略やデザインを効果的に使うことができます。

つまり、色彩生理学を先に学ぶことで、色が人間の体にどう作用するかを理解し、その上で色彩が心に与える影響(色彩心理学)をより深く学べるというメリットがあります。



これからの時代、色彩学はビジネスに欠かせない知識です。学びを深めてみませんか😊

日本カラープランニング協会では色彩生理学の講座を随時開催しています。
お気軽にお問い合わせください。

以下より
日本カラープランニング協会|ビジネスで使えるカラープランニング


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