「偶像」は遠きに於いて思うもの
こんにちは「松倉ジョー」と申します
jb 倶楽部に所属する歴史探検家です
かつて私は歴史好きが高じて遺跡発掘をしていた時期が御座います
その時、同じ現場にちょっと気になるおじさんがいました
彼は汚れる仕事なのに何時も作業服ではなく黒の革ジャン、冬は黒皮のコート姿で襟を立て、髪をポマードで固め、まるで刑事の様に腕を組んで発掘中の現場を眺めながら頭の中で往時の風景を思い描いて居るのです
なんか風格の有るカッコ良い人だな!と思っていましたが、近寄りがたい雰囲気だったので話した事は有りませんでした
しかしたびたび現場で顔を合わせるので、ある日思い切って声を掛けてみました
すると、急に目尻を思いっきり下げ「あっ!ど~も~!」と笑った口元は前歯がニ本有りませんでした。しかも酒くっさ〜!
少しイメージが崩れかかりましたが、なんとか持ち直し、酒臭さを避ける為に横に並んで会話をしたのですが
前歯🦷が無いので滑舌が悪く「ハフハフ」と、ほぼ何を言っているのか分からず、聞き返そうと横を向いたら、彼の耳👂の穴から毛がボーボーに出ていました…
念のために申しておきますが彼は決して悪い人では無く、むしろ良い人でしたよ!
私は思います。偶像は遠目で見ていた方が良いのかも知れない…と…
最近、私の耳からも毛が生えてきましたよ…😱
松倉ジョーでした。