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過食欲改善の為にやっていたこと〜行動編〜

「食べたい…」

過食スイッチが入ってしまうと、全部の意識が食べ物の事、食べる事だけに持っていかれてしまいますよね。
下手に我慢すると泣き出したりも日常茶飯事です。

痩せてもいないのに、食べ物のことで泣くなんて…。

とても惨めな気持ちになっていました。

過食しても吐かないを始めて、1年。
ようやく暴力的な食欲も落ち着き、「お腹いっぱい」もわかる様になりました。

過食衝動が起きた時、私が過食欲を少しでも改善する為にやっていた行動を、今回は5つ紹介します。

⒈温かい飲み物を飲む。
カロリーが気になる方はお湯を。
カロリーを気にしない方はホットミルクをお勧めします。

ゆっくり一口ずつ飲んで、お腹の中の温かさに意識を集中していると、気持ちが大分落ち着いてきます。

ホットミルクには授乳時な感覚と同じ様な安らぎを得られる効果もあるのだそうです。
副交感神経が活発になり、過食の原因になりがちな不安感や寂しさも紛らわせる事ができます。

2.散歩に出かける。
過食回避の為には食べ物にばかり向いている意識をとにかく逸らす事が1番だと思います。
その為に私はよく財布を持たずに散歩に出掛けていました。

散歩は五感にさまざまな刺激を与えてくれるので、気を逸らすのにちょうど良いのです。
さらに、リズム良く歩く事で、リラックス効果も期待できます。
30分程度歩けば、衝動が少し落ち着いてきている事に気づくと思います。

3.依存先を増やす
食べ物に依存して、時間とお金を使ってしまっている状態から脱却する必要があると考えました。

読書、映画鑑賞、音楽を聴く、写真を撮る、ジョギング、筋トレ。
なんでも良いので食べる事以外の楽しみを探す努力をしました。

過食真っ盛りの頃、食べ物以外の事など何の魅力も感じないと思います。
「それくらいで気が紛れるなら簡単だよ」と思ってました。

けど、何かしら動いてみないと、依存から抜け出すことは難しい。
何でも良いです。
少し、「いつもと違う」をやってみてください。


4.歯磨きする
過食衝動が起こったら、ゆっくり丁寧に歯磨きをしました。
意識が逸れるし、歯も綺麗になるし、歯磨き粉の香りで過食衝動が少し収まります。

心が原因の過食は「口に何かを入れていたい欲求」が強いです。
赤ちゃんのおしゃぶりの様に、咀嚼には安心感を与えてくれる効果があるから。
歯磨きは口に含んでいられる点ではピッタリな方法でした。

ただ、磨きすぎも良くないので、ガムを噛み続けるなども同じ様に良い方法かもしれません。

5.身体に良い食べ物を過食する
それでも食べてしまう時はどうしてもあります。
そんな中で少しでも罪悪感や自己嫌悪を減らす為、私は「身体に良い食べ物」を過食していました。

卵やサラダチキンといったタンパク質、野菜スープ、ナッツ、カカオ80%以上のチョコレート、玄米などです。

身体に良い物で過食すると、いわゆる自分で決めた禁止食材で過食するより何倍も心が楽でした。

以上が過食改善の為にやっていた行動です。

過食してしまうことで、自分の事が信じられない。大嫌い。許せない。惨め。
そんな気持ちになって、余計に食べ物が欲しくなる。
そんな悪循環に陥っている人、沢山居ると思う。

けど、絶対過食は改善出来ます。
諦めないで下さい。
気持ちが満たされるようになれば、必ず衝動は落ち着く日がきます。
気持ちの保ち方もまた記事にしていきますね。

とりあえず「今日一日」。
出来る事から一つだけでも始めてみて下さい。




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YU
摂食障害関連の事業を始めたいと思っています。 その資金にあてていきたいです。 応援よろしくお願い致します。