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偏見を裏返すと見えてくるモノ
「こんな時間に出歩いているなんて、仕事しているだろうか」「男(女)同士であんな距離で話してるのってひょっとして・・・」日常で思ってしまう小さな偏見。考えているだけなら問題はないのですが、声に出し、近くにいる人にその考えを共有しはじめたら、あなたは偏見や差別の発信源となり得ます。
ダイバーシティや多様性が叫ばれているなか、そうはいっても気になってしまう人もいるでしょう。でもなぜ気になってしまうのでしょうか・・・?
今回は偏見や差別を裏返すと見えてくるものについて考えてみました。
(長らく多忙や体調不良で投稿できていなかったnote、ぜひお付き合いくださいmm)
偏見や差別を言い換えてみる
本来、他人の行動なんて気に止めるべきでもないし、ましてやそれにコメントをつけるべきではありません。それでも日本は特に、『世間体』といった他人の行動に文句をつけてしまう文化があることも事実。
もしも、つい気になってしまったら、思ったことを分解して、言い換えて見ましょう。
「こんな時間に出歩いているなんて」
・ロクな仕事をしていないんじゃないか
→「ロクな仕事」ってなんでしょう?
・もしかしたらシフト制のしごとなのかも
・時間に縛られない仕事なのかも
・自由な時間があって羨ましい
→自由な時間を持てる方法を考えてみるのも素敵。
「男(女)同士であんな距離で話してるのってひょっとして・・・」
・好きな人とのデートなんて素敵
・超仲良しなのかも
→そんなことができる親友や恋人が欲しい?
もしかして自分に足りないものが隠れている?
平日や昼間・真夜中に出歩いている人が気になってしまうのは、あなた自身が自由な時間を欲しているのかも。
同性同士で仲良くしていたり、ファッショナブルな服装をしていたりする人が気になってしまうのは、あなた自身がそうしたいのに抑圧されているからかも。
『羨ましい』は簡単に嫉妬や嫌悪に変化しやすいものです。でも一方で『羨ましい」は自己実現のチャンスでもあるのです。
だって、やってみたいことが目の前に具体的にわかっているのですから。
『自分の人生』を生きている人は心も自由
『本当は自分もやりたいこと』をどんどん実行していくことが『自分の人生』を生きることにつながります。これは簡単なことではないのですが、小さなものからコツコツ積み上げていくことはできます。
・ずっと欲しかったバッグを買って、でかけてみる
・ずっと話しかけようと思っていた人とランチしてみる
・年齢や性別を理由に着なかった服や髪型、ネイルにチャレンジしてみる
こんな小さなことでも、やってみればなんてことはなく
想像以上の充実感を得ることができます。
偏見を裏返せば見えてくる『自分の人生』を見返して、少しずつ自分に満足していくと、他人のことが気にならなくなったり、偏見自体もなくなっていくかもしれません。