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Girls Powerにちょっとだけ疲れている話

ここ数年『女の子だってなんでもできる!』というGirls Power系の映画がとても増えたように感じます。『抑圧された環境の中で頑張る女性像』『常識を変え、人生を自らの意思で切り開いていく女性像』…。

これらはとっても素晴らしいことで、時代の移り変わりを感じさせてくれる希望です。…でも、あまりにも多いと『もっと頑張れよ!』と囃し立てられているようでツラい。

今回はそんなお話をさせてください。


フィクションでも女性が人一倍頑張らないといけないのはしんどい

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海外の全年齢向け映画では、女性が主人公で社会に立ち向かって『それでも生きていく』…というGirls Power系の作品が増えたように感じます。 

スポットが当たっているのは、とても良いことなのですが、男尊女卑の文化や社会の逆境に1人で立ち向かう姿は…普段の私たちとさかなる部分があって結構しんどいものです。

本来ならそんな状況をみて、おかしいと思う人たちが出てきて全てのジェンダー関係なく、『それは違うよ』と言ってくれることがいいなあ…と思います。


家事も仕事も求められても…

実社会でも『子育てをしながら働き続けるキャリアパス』『ライフワークバランスが整った会社』という求人広告をよく目にします。

…子育てしながら働き続けなきゃいけないのか…っていう重圧が重くのしかかります。今でも、体力の無いなかで男性と同じ土俵に立って8時間労働しているんですが…。

働いてるママさんたちは本当に尊敬しています!でも私にできるかは全く自信ないです。男性の時短勤務も同条件で提示してください…。


すでに家庭内でマネジメントも管理職もこなしてるんだ…

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女性の管理職を増やすプロジェクトは各企業で行われていますよね。素晴らしいことだと思います。

でも、お家で既に責任のある仕事をしています。日用品の管理を行い、家族の体調管理をマネジメントし、必要があれば適切な指示出しを行うこともあります。

仕事の責任を問われても、お答えできる自信がありません。大事な仕事も子供が熱を出したら…極端な話、放り出します。

Girls Powerは無尽蔵じゃない

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もうとにかく8時間働いた後の第2ラウンド(家事)は…しんどいの。仕事を一生懸命やりきってしまったときは、もはや第2ラウンドは白目むきながらやってます。

歩くにしても男性と歩幅も違うから、1.2倍くらい体力使うの。そして筋力は足りないから疲れて…るのを押し切って無理をしているのが日常。

Girls Powerは有限なので、がんばり続けることは難しいのです。

子供達には「誰だって何にでもなれる」と胸張って言いたい

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それでも今は特に過渡期だから、しんどいのが仕方ないのもよく分かってます。 

先人の方々のおかげで、随分と環境が良くなったのも承知しています。

子供たちにはもっと良い社会で生きてほしいし、性別を理由に選択肢を狭めることはしないでほしいと切に願ってる。

そのために今無理する必要があるのもわかってる。

だから…明日からまたがんばるから今は休ませて!

あと、せめてフィクションでは男性が女性の環境にキレ散らかして、一緒に変えてく!みたいにして!!



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