やりたくないことをする
こんにちは、海外を転々としながら暮らしているRIOです。
去年の私の目標は”やりたくないことをする”でした。
約3年前に会社をやめてプーになった私
1年間、感覚のままに生きました。
ヨーロッパに行きたいから6ヶ月間のマルタ島留学に行き、アジアが気になるから3ヶ月のフィリピン留学しました。そこから、自分の英語力を保ちながら暮らしたいと、カナダのワーキングホリデービザを取りカナダで仕事をしながら穏やかに暮らし、そうして、2019年になりました。
「さて… 2019年はやりたくないことを一生懸命やる年にしますか。」
なぜかというと、会社を辞めて好きなことだけやっていこうと思ったけれど、
”やりたいことはあるものの、そのためにはやりたくないことをしなければやりたいことへ近ずけない”
ことを知り、ずっとやりたいことをおざなりにしてきていることに、カナダ生活を通して感じてきたからです。
そのやりたいこととは、”住みたい国に普通に暮らすこと”です。
今、私は行きたいところを転々としているだけで、永住権も無ければ、その国に友達もいない、学校で苦楽を共にした仲間もいない、国に思い入れもない、家族も恋人もいない、そして仕事も無ければ、家すらない。
私にとって”暮らす”とはみんなが当たり前にやっていることをいいます。それが今の私にはないんです。
そして、私は大学に行ったことがありません。みんなの様に大学に行きたい。そこで友達を作り、そして学位をとって仲間を集めてビジネスをしながら世界中にコミュニティを作りたい。
これが私の旅をしながら作り上げた”やりたいこと”です。
そのためにはもう中途半端じゃいられないんです。それに向けた努力。すなわち”やりたくないこと”をしなければいけませんでした。
具体的には、お金を欠けずに英語のハイスコアを取る為にインターネットを使い独学で学びながら語学学校の先生を捕まえて学校を通さず試験の個人レッスンを頼んだり、膨大な量の情報を漁りながら行きたい大学を見つけ、日本語など一切記入されていないサイトを何ヶ月もかけて読み漁り、大学に直接連絡をとったり、エージェントを尋ねたり、英語での手続き、慣れない英語の履歴書やエッセイを準備したり、もうめんどくさい、やりたくないことだらけでした。
要は料理人になるにはまず、ジャガイモの皮の皮むきを初めに覚えないといけないんです。ひたすら皮むきです。むきむき。
そして2020年
アムステルダム(オランダ)の国立大学に入学が決まりました。
やりたくないことをした2019年は私にとってとても辛い思い出でもあり、いい思い出でもあります。
最初はひとりぼっちで頑張っていたのが仲間を見つけ、励まし合い、気づけば誰かと笑っていました。やりたくないことを一生懸命した結果は私にかけがいのないものをくれました。
しかし、まだまだ夢の途中なので、2020年も気を引き締めて行きますよ!
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