見出し画像

「気」ってなんだ?

気温、天気、元気、運気、病気…「気」という漢字が入る熟語はたくさんありますよね。
これは中国語でも一緒で、气氛,暖气,空气などなど。大体日本語と同じ意味で存在しています。

そして武術の世界でも「気功」というものがあったり、ドラゴンボールでも「なんてバカでかい気だ…」みたいなエネルギーの大きさを表す概念としても出てきますよね。

「気」という言葉はもちろん中国で生まれた概念ですが、それが気象や空気を指す場合もあるしエネルギーを指す場合もあるし気分を指す場合もある。なんとも不思議な言葉です。

中国医学(日本で言う漢方)では、「気」「血」「水」という3つが滞りなく身体を巡る状態が健康であるとされます。水と血はわかるとして、気の流れってなんだ!?って話になりますよね。でも案外中国人はそれに違和感がなくて、気の巡りが悪いところに病気や怪我が出ると考えています。足のツボを押して肩こりとか全然別の場所の症状を緩和するのも気の流れを調整してるというわけですね。

ちなみに私の太極拳の先生は身体の気が滞っている部分を見つけるために毎朝太極拳をしていたそうです。気と向き合うことはやはり大切ですね。気持ちの問題かもしれませんが

いいなと思ったら応援しよう!